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Trip|新潟の「ドメーヌ・ショオ」に行ってきた

三条の二つ星レストラン「UOZEN」で、新潟ワインに衝撃を受けたこともあり、旅の最後に新潟市西蒲区角田浜にあるドメーヌ・ショオさんにいきました。

新潟ワインってすごい

燕三条から日本海側へ向かうには、ひと山越えなければ海岸線にたどり着きません。ドメーヌ・ショオがあるのは、内陸と沿岸を隔てる山や丘のなかにあります。海と山が接近した場所です。

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(ドメーヌ・ショオさんHPより)

時間がそれほどなく、テイスティングをさせてもらっただけですが、可能なかぎり自然にワインを作ろうとしていることがワインから伝わってきます。

ホームページによると、農薬散布量もギリギリまで減らし、土づくりも人力で作業をしているそうです。もちろん除草剤は不使用。自然の生命力を大事にしているといいます。

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ワイナリーの目の前には、ブドウ畑が広がっています。

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テイスティングさせてもらいました。

Thank you so much for encouraging me.2019 / 励ましてくれてありがとう(左) 赤、メルロ

Sand and Sea Misty 2019 / 砂と海霧(中) ロゼ、ピノノワール

Some people talk to animals. Not many listen though. 2019 / まずは話を聞くことから(右) 白、シャルドネ

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Sand and Sea Misty 2019 / 砂と海霧はすでにすでに完売してますが、ほかの2本はドメーヌ・ショオさんのBASEサイトで購入できます。

https://domainechaud.thebase.in/

日本のワインは、メルロとシャルドネくらいしかなくて、どれもフランスワインと比べたら「やっぱり違うよなぁ」という感じで、あまり興味がなかったのですが、新潟で日本のワインを飲む機会を得て、認識がガラッとかわりました。

フランスなどワインの先進国にならう必要がなくて、「日本のワイン」を目指しているんですね。もちろん、ヨーロッパの醸造技術を学ばれているとは思うのですが、今回いろいろと飲ませていただいて、いい意味でカジュアルなワインが多くて、ほんとうにびっくりしました。国産ワインにはまりそうです。

2本買って帰ったんですが、1晩で家人と開けてしまいました。それほどクイクイいけるやさしいワインです。

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Sand and Sea Misty 2019 / 砂と海霧

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Cornetfish splash 2019 1/2ボトル 375ml
(薄濁り白スパークリングワイン、ナイアガラ)

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明日は、いよいよ長岡に移動して、スーパーシェフがいるお店「HIGH AMBITION」について書きます。

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