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Art|火曜テーマ|January 2020-??

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毎日更新している僕のnoteには、曜日ごとにテーマがあります。このマガジンは火曜テーマ「Art」をまとめたマガジンです。 月 Life 生き方 火 Art 今週の1枚 水 Fo…
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#アート

【11/12まで】街に降りてきた鬼〈かみ〉がふと現れるとき ー九鬼祭ー

地下鉄の駅で電車をボーっと待っているときに、視界の外れを動く存在に驚かされるときがある。…

料理に感じた小説のような物語性と多面主義(いわゆるキュビスム)

白金高輪から天現寺交差点、恵比寿を結ぶ白金北里通から白金の丘学園の交差点から北に入る道を…

Art|残念に修復された?フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、本当に残念なのか

ドイツのドレスデン美術館に所蔵されているフェルメールの作品《窓辺で手紙を読む女》の修復が…

Art|幅45m、高さ7mの巨大スクリーンに映し出された若冲の鶏の間で、あなたは何を感…

現在、東京・大手町の大手町三井ホールで開催中のデジタルアート展「巨大映像で迫る五大絵師」…

Art|パリーリヨンーマルセイユ、旅した画家たち

フランスは、ヨーロッパの先進国とくらべて鉄道の発達が遅かったそうです。 1840年代から整備…

Art|印象派が描いた行楽地に、移動が外食の本質であることを見る

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか? 緊急事態宣言下でありますが、テレビのニュ…

Art|「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」を紹介します

「新造形主義」と呼ばれる黒い直線と色面による幾何学的な図像が印象的なモンドリアンは、1872年にオランダ中部のアメルスフォルトで生まれました。 2022年で生誕150周年を迎えます。これを記念し、画家の生涯を一望できる展覧会として開催されているのが東京・新宿のSOMPO美術館で開催中の「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」です。 日本でのモンドリアンの展覧会は、1987年にオランダのデン・ハーグ美術館所蔵の作品を中心にした展覧会が初めてで、前回は23年前。日本では3回目

Art|渡辺省亭という画家、知ってますか?

渡辺省亭(わたなべ・せいてい)という、明治から大正時代に活躍した日本画家の回顧展が東京藝…

Art|イギリス絵画がなぜヨーロッパ絵画史にあまり出てこないのかを考えて思ったこと

「イギリス絵画」と言われて思い浮かぶ画家やジャンルはありまか? 《オフィーリア》(下、1…

Art|あの厄災と私たちをつなぎ直す

水戸にある芸術館に機会があれば行ってみたいと思っていたら、偶然にも水戸に出張する予定が生…

Art|ムンクの《叫び》は4枚ある

《叫び》に、4つのヴァリエーションがあることは、あまり知られていません。最初に描かれた《…

Art|ゴッホ《花咲くアーモンドの枝》

ゴッホの作品で、一般的にはあまり知られていないけど、個人的に好きな絵があります。 1890年…

Art|楽しみだぞ「国宝 鳥獣戯画のすべて」展!

2020年7月14日から東京国立博物館で開催予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影…

Art|アートと文化財の間に何があるのか?

国立西洋美術館の常設展、行かれたことありますでしょうか? 日本にとって異文化である西洋絵画を中世から近現代まで網羅的にコレクションした館蔵品が、本当に常設されています。 現在は、2022年春にむけて、館内施設整備のため全館休館しているので、今は常設展が見られないので残念なんですが、新しくなったらぜひ行ってみてください。 西洋国立博物館のコレクションの多くは、松方幸次郎という大正から昭和にかけての実業家が、私設の西洋美術館を開設するために実際にヨーロッパに渡って買い付けた作