ひとり暮らしサイズのごはんのコツ その①

あーあ、もう早速数日空いた。ゴールデンウィークだとパソコンをさわらないことも増えるから、ついね…(スマホで文章書くのが苦手)

さて、この期間になってから、Instagramのご飯を参考にしてもらっている、との声を聞くことも多くなりました。ひとり暮らしサイズのご飯って作るのむずかしいよね。たくさん仕込んだ方が美味しいものとかもあるし。そんなときどうしてるか?ふと考えてみました。

第1弾は、冷蔵庫内の食材運用編 です。

我が家のキッチン周りの前提条件。

1. 冷蔵庫は90Lツードア。冷凍庫と冷蔵庫のみ(冷凍庫は要霜取り)

2. 電子レンジはオーブン機能なし。

3. 2口ガスコンロ。魚焼きグリルあり。

4. 鍋は20センチの片手鍋、14センチのミルクパン、16センチのル・クルーゼココットロンド、フライパンは26センチと18センチ

5. 一通りのキッチンツール類はあり。ハンドブレンダーもあります。


多分、みんなが思うほど広いキッチンでも、ツール類も豊かな状況でもないです。本当はもっとデカイ鍋とか欲しいし、冷蔵庫に関しては350L欲しいし、レンジだってオーブンレンジが良い。でも一人暮らしだからね。さて、次からなんとなく意識しているポイントです。

①肉・魚などはなるべく冷凍でストックを切らさない。

よく使うもも肉とか、ささみとか。豚バラのヘラヘラしたやつなんかは、常にストックしてます。極論、茹でてなんかポン酢とかつけたら食べられそうなものとか、簡単な調味料で煮込めば食べられるものとか。冷凍しているということは解凍も必須なので、「今日は何を解凍しよう、あれを解凍してあのメニューにしよう」とか考えます。そうすると、行き当たりばったりのメニューになりづらい。

あと、1回使うサイズで小分けにして冷凍してます、解凍したら使い切らないと味も落ちてしまうので。(再冷凍はしないってことだね)スーパーで安い時にガサッとかって、小分けにサランラップで包装、肉・魚それぞれ分けて大きなジップロックに入れてます(霜が付くのを予防するため。)

②野菜はなるべく日持ちする野菜を選ぶ。

とはいえ、肉ばっかりじゃなくて野菜も食べたいわー!というのが正直なところ。コロナのこの世の中になる前は、使う野菜を都度買いに出ていたけれど、ここ最近はそれを避けるためになるべく日持ちする野菜を購入するようにしています。葉物野菜なら、比較的茎の太い野菜とか。花とかもそうなんだけど、茎が太いとなんか強い気がする(笑)

気を付けてるのは、買ってきたら濡れたキッチンペーパーに野菜を包んで(長いものは必要に応じてカット)、ジップロックに小分けで保存。こうすることで野菜の日持ち全然違う気がする!ゆうに1週間〜1週間半くらいは持ちます。パクチーとか結構強い。細ネギとかね。(うちの冷蔵庫に野菜室はありません。)

葉物野菜って霜に弱いので、冷蔵庫の寒さで痛んでしまったりとか結構します。だから細ネギとか切って冷凍すればいいよ!というメソッドも試したことがあるのだけど、解凍後にしんなりしてしまうのが本当に嫌で…(解凍すると水分がまとわりつくからね)でも細ネギとかこの方法で冷蔵保存すると、2週間弱くらい持ってるんじゃないか?って思うくらい、ピンピンした状態で保存できます。

③日持ちしづらい野菜は、マリネにするなど一手間を。

とはいえ春はキャベツも玉ねぎも“新物”が美味しいから買いたくなるじゃない〜と思うじゃないですか。買いますよ、私も。そんな時は、保存が効く料理に加工しちゃう!というのも一つの手です。あとスーパーで「安!」ってなって思わず買っちゃった食材とかね。

キャベツとかならコールスローにしてしまうとか、ナムルにしても良いよね。一番簡単な方法は、オイル・酢・塩 これらを使うことだと思います。そうすると途端に日持ちするようになるんだよねー。あといざという時の副菜になるので、「今日はご飯を解凍する以外の体力気力はねえ!だが酒は飲みてえ!」みたいな時にすごい心が救われます。

④それでも消費しきれなければ必殺スープの技を。

痛みかけの野菜が増えた時は、結構「デトックススープ」にすることも多いです。玉ねぎ、セロリ、人参、キャベツ、ピーマン・パプリカあたりの野菜+コンソメ+トマト缶で作るスープ(お好みでローリエもご一緒に)

何がデトックスなのかはいまいち理解していないけど、煮込むことで量も減るし、びっくりする量の野菜が一瞬で消費できます。加熱するしトマト入れるから、野菜の痛んだ色味とかも気にしなくていい。これなら5食分くらい一気に作っても、耐熱性のある小さめジップロックを買えば、それに小分けにして粗熱取れたら冷凍、ってことも可能です。これも気力がないとき手っ取り早くスープ解凍して食べればいいので、気持ちの余裕にもつながる。カレー粉とかあればスープカレーに応用も。スープパスタにしても良いね。

このスープ作る時に絶対忘れないで欲しい食材は“香味野菜”です。玉ねぎとか、セロリとか、長ネギとか。最初に油と炒めることで、良い香りがしてくる食材。これが美味しさにつながります。トマト缶、それだけじゃ別に特においしくないからね。スーパーで売ってるレベルのものは。

ちなみにこのトマト缶で適当にごった煮にしたスープの良いところは、

-みじん切り中は、心が無になるので瞑想と同じ効果がある(と思う)

-ハンドブレンダーがなくても出来る。

-なんかとりあえず野菜がたくさん食べられる安心感が得られる

です。個人的には1つ目の効果を期待して作る時もあります。2に関しては、オニオンコンソメスープとかも同じだけど、玉ねぎを飴色に炒める作業で1.5時間から2時間は平気で持っていかれるのと、手首が死ぬのであんまりおすすめしません。(手作りスープはおいしいけどね!)

ハンドブレンダーがある方は、食材によってはポタージュにしても良いです。今の時期だと新じゃがのポタージュとか、新人参のポタージュとかも美味しいね〜。ただしポタージュには牛乳・生クリームが必要になることもあるが、せいぜい使うのは100mlくらいなので余らせて使いきれない、ということもままあると思うので、ご判断を。


まとめ:食材の特性に応じて、保存方法を考える

これ、「当たり前じゃん!!!!」と言われる内容だと思うので、改めて書くべきことかなのか、なんともいえないんだけど(笑)

食材が使いきれない、って結構一人暮らしあるあるだと思うのです。だからこそ、冷凍できるものは冷凍する。冷蔵するものはなるべく日持ちする一手間を加える。保存方法を上手く使い分けてさえあげれば、ひとり分の料理を作るのって、グッと簡単になります。

多分悩みどころは、食材が使いきれないこと、ゆえに作りすぎること、とかなんじゃないかなあ?と予想しているので。あとうちの冷蔵庫、何度もいうけど90Lだし、野菜室もないしね。デカイ冷蔵庫羨ましいので引っ越したら絶対に買いたい。

書き出してみると、思ったよりポイント色々あったので、次回は実際の調理編ということで意識しているポイントを書き出してみようかな。

誰かの参考になれば。

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