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■5月30日 少女は本を読んで大人になる

今日はどたばたとしていました。

昨日、名古屋城へ行かなかったため、「殿成分が足りぬ!」と大慌てで登城。いらっしゃった信長さまにお目にかかり、少しお話してほっこり♪

その後、一気に名古屋駅へ行き、新幹線で東へ移動しました。こちらのイベントに現地参加をするためです。

代官山にあるヒルサイドテラスで「少女は本を読んで大人になる Part3」が開催されるとのこと。今日はその第1回でした。

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基本が「ぼっち属性」なので、今までずっと本は独りで読んできました。だから、「読書会」というイベントそのものに参加したことがなかったのです。

でも、題材が大学生の頃ものっそい読んだ「幸田文」さん。さらに、牟田都子さんがそれをお話になる! これは参加しなければきっと後悔すると思い、申し込んだのでした。

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普段、人の生の声や、生の感情に触れることの少ない生活をしています。まして、「本」や「作者」に関する誰かの思いに直に触れることなど、ほぼありません。

今日の読書会は、牟田さんの「幸田文」に対する温みのある思いや、ほのぼのと灯りになっている思い出を伺うことができました。課題図書である『木』に収録された文章を、どんなふうに読まれたかについても。

穏やかに、丁寧にことばを紡いで、あふれる思いを伝える「声」がとても幸せでした。

「この本のこんなところがすてきよね」という気持ちにあふれたお話は、これまでも好きだった幸田文さんの文章を、もっと好きになる方へ自然と導いてくださいましたし。

もっともっとじっくり読みたいという気持ちを加速させるスイッチをぽちり押してくださいました。

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自分が、こんなにあつく語れるほど没頭する作家さんがいるかと問われると、あまりに雑多に読み過ぎているからか、すぐには思いつきません。

実は、読書会の最中、そんな「思いつかない」自分に気づいて、少しばかり衝撃を受けていたのですが。今、これを書きながら考えたら…敢えて言えば『大鏡』かなと(笑)

いや、好きなんですよ『大鏡』。

好きすぎて、大学院でもともとしていた『源氏物語』から、研究対象を『大鏡』に変えたほど。ただ、マイナー過ぎるし、作者未詳だし。誰に向かって語るんだっていう(そもそも、語ることを求められもしませんが 笑)。

そんな私の性癖?はともかく。

生の声を聞いたり、その場の空気を感じたりすることでしか得られない、己の気持ちの微細な変化というものは確実にあって。

今回、イベントに参加することで、まだ言語化できるほど露わではないけれど、でも、がっつりと手応えのある何某かの変容をじわり感じていて。うん…それはきっとこれから書評を書いていくうえで、糧になるんだろうと思うのです。

もしかすると、今回のイベント参加で得たモノのなかで、それがいちばん強い光を放っているかもしれません。

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さて、いつもより短めですが、今日はこのへんで。

…いや、日曜日にある「信長(さま)戦国歴史検定」の勉強がですね…マジでヤバイんですよ(泣)

つか、殿、家臣多すぎ。そして、敵多すぎ(号泣)なんかもぉ、誰がどの戦いで、どの城に攻め込んで、終わったあと、どの城に配置されてとか…記憶力は然程衰えてはないみたいなんですが、あまりの量に覚えるハナからこぼれてくですよ(白目)

そんなこんなで。

今日もここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。


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