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お出かけnote13―鶴岡八幡宮

先日、我が最愛の推しさまの遠征について
横浜へオレ参上いたしました。

そして、それならば、と
滞在を一日延ばして
鎌倉観光を敢行したのです。
左腕を骨折してるのに(笑)

ま、体は元気だし♬と
今回伺ったのは、
円覚寺、明月院、建長寺、
そして、鶴岡八幡宮です。
今日はそのうち、鶴岡八幡宮のお話を。

■ここ、どこ?

駄菓子菓子。

ワタクシったら、鶴岡八幡宮へ行くのに
北鎌倉からてこてこと歩いたのです。
そのため、正門ではなく
丸山稲荷社のある通用門的なところから
入ってしまい、
初っ端から安定の迷子癖発動
ここで一旦、途方に暮れます。

「ここ、どこ?」

でも、気を取り直し?
とりあえず、
目の前にある稲荷社にお参りします。
何より、その景色もとても美しくて
たくさん写真を撮りました(片手一眼で)

で、なんとな~くコッチかなぁ?と
とてとて歩いていると
見えてきました、本宮の後ろ姿が‼

ただですね、、、

平日にも関わらずものっそい人の多さで。
なおかつ、そこに辿り着くまでに
既に15000歩ほど歩いていたので
ワタクシ、とっくに体力ゲージが赤ゾーンでして。
残念なことに、その段階で
感情も表情も「無」みたいになってたでした。

■あれを太郎に…

そんななか、ふと見ると、
宝物殿がひっそりと
おいでおいでしてたんです。
あまり人も入っていないようなので
拝観券を購入し、入館しました。

館内はうなぎの寝床なつくりで
源平合戦屏風や、鶴岡八幡宮の修理絵図などが
複製、本物問わず、
簡潔な説明文と共に展示してあります。
わりとぼんやり見ていたのですが
あるところで心臓が跳ね上がりました。
そこにあったのは

頼朝銀製髻観音像(聖観音像)」!!

しかも、レプリカでなく本物。
前日、『鎌倉殿の13人』の最終回に
涙し(かけてい)たですから
そこはもうひっそりとテンション爆上がりです。
義時が最期に「太郎(泰時)に」と
頼朝の希望、己の希望をを託した髻観音像。

その本物を見られただけで
わざわざ鶴岡八幡宮まできた甲斐があったと
かなりほこほこしていたのでした。

■最期はここで

鶴岡八幡宮でもう一つ伺いたかったのが
源実朝公最期の場所なんです。

大石段の脇に聳える大銀杏の下
以前、来たときは目印があり
そこだけ静謐な空気が漂いました。

彼が暗殺されたことで
承久の乱へ向かう道が切り開かれた。
そんな歴史のうねりも思う一方で
希望も期待も才能も全部
一瞬で砕かれた青年の生涯がせつなくて。
自身の死が歴史の分岐点になることなど
微塵も望んでなかっただろうにな…と
ぐるぐると思いが渦巻いてしまう場所。

少しセンチメンタルにもなりながら
そこからなかなか離れられないでいたのでした。

■まとめ

『鎌倉殿の13人』効果もあって
ものっそい人出でにぎわう鶴岡八幡宮。
後ろから入ってしまったので
参道からのどきどき感がなく
観光地に来た感がものっそかったですが。
でもまた、落ち着いた頃にのんびりと
今度は絶対正門から伺いたいと思います。

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