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大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン

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大河ドラマ『光る君へ』に関連する記事をすべて収めてあります。毎週放映後の感想や参考本、また紫式部に関わる地への旅行記も更新します。
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#旅

■大河ドラマ『光る君へ』第23話「雪の舞うころ」感想ー「ありがとう」って伝えたくて、あなたを見つめるけど

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第23話も、いろいろな思いや思惑が錯綜して、ドキワクしましたね。 でも、いちばん興奮するのは「敦明親王」のご登場だな。間違いない。……と少々サンドウィッチマンのコントの入りを(え) えぇもぅ、あの頃の歴史を大好きすぎるワタクシは、おそらく世間さまがほとんど注目しないであろう敦明親王さまがすでにご誕生になっていたことに狂喜乱舞。「うわぁ…ここからまたこじれるぞぉ♡」とにやにや(をい) リアタイしているときも と叫んでいたワタクシ。公任

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑧―紫式部公園へ行ってきました

えりたです。 今年2月、武生の地に【越前 大河ドラマ館】が開館しました。今年1年は大河ドラマにどっぷり浸かろうと決めている私は、開館の報に触れるや否や、越前への旅を計画し、敢行したのです。 そうして、訪れた【越前 大河ドラマ館】の様子はこちらの記事にまとめました。 とても楽しかった♡ またこの日、ドラマ館で道隆さまのパネルの前にいるときに、大河ドラマの感想記事を更新したのもよい思い出です。 第9話……直秀が「遠くの国」へ旅立ったお話でしたね(涙)どうにもこうにも道隆さ

【写真館604】もう一つの紫式部像

今日の一枚はコチラです。 4月に大河ドラマ『光る君へ』のパブリックビューイングに参加した際、会場からシャトルバスに乗り、石山寺へ再訪しました。そのとき、とてもうれしいことがありました。 1月には会えなかった「もう一つの紫式部像」に会えたのです。 石山寺にはふたり「紫式部」がいて。一つは、光堂から少し下ったところにある像(見出し画像の紫式部さま)。もう一つが今日の一枚にいらっしゃる像です。 こちらは、石山寺本堂にある「源氏の間」。 石山寺に籠り、視線の先にある琵琶湖に映

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑦―びわ湖/におの浜へ行ってきました

えりたです。 1月の終わりに、滋賀県大津市で開催された「大河ドラマ『光る君へ』スタート記念スペシャルトークショー」へ参加しました。当選倍率3.4倍をくぐり抜け、制作統括の内田ゆきさんと、ききょう/清少納言役のファーストサマーウイカさんのトークショーをめいっぱい堪能したのです。 そのときの記事はコチラです。 今回は、そのときに思いがけず「琵琶湖」に辿り着いたお話です。しかも、そこは『光る君へ』主人公まひろが越前へ渡るときに通った(かもしれない)場所だとか。 予備知識なく

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑥―国宝「道長の経筒」に会いに行ってきました

えりたです。 「本物の迫力」というのは言葉に尽くせぬものです。以前、名古屋にある徳川美術館で【義元左文字】を間近に見たことがあります。あのときの「ぞくり」とナニカが背筋を走った感触は未だに忘れることができません。 そこにそっと佇んでいるだけなのに、怜悧な覇気を発しているような。「刀で斬る」ことの本質を、身体の芯に冷え冷えと突き刺してくるような。そんな存在感が無言の圧をまとって、身の内を走り抜ける。今思い返すだけでも、背骨にぴりりときます。 そんな出会いがあってから、私は

【写真館580】宇治橋の紫式部像

今日の一枚はコチラです。 4月に宇治へ旅をしにまいりました。宇治にできた大河ドラマ館に行くのが主目的ではありましたが、せっかく行くのだからと思い、宇治であちこち歩き回ることにしたのです。 そのとき出会ったのが、宇治橋近くにいる「紫式部像」です。 宇治といえば、『源氏物語』の第3部宇治十帖の舞台となった場所です。それにちなんだ像が、宇治川のほとりにわりとあっさり置かれていました。 大河ドラマ『光る君へ』が始まってから、私はあちこちの紫式部像に会いに行っています。 場所

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑤―パブリックビューイングへ行ってきました

えりたです。 先日、滋賀県大津市へ行ってまいりました。大津への訪問は2度目です。1度目は1月末日、放送開始記念のスペシャルトークショーに当選し、赴いたのでした。 このスペシャルトークショーから2か月半ほど経った4月14日、今度はNHK大津放送局さま主催の、大河ドラマ『光る君へ』パブリックビューイング&トークショーに当選し、馳せ参じたのです。 今回は、お昼に放送される『光る君へ』第15話を大津市生涯学習センターのホールで、大画面で拝見した後、第15話のキーパーソンでいらっ

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅④―宇治 大河ドラマ館へ行ってきました

えりたです。 2024年3月11日に、宇治の大河ドラマ館が開館しました。これで3つのドラマ館が全部オープンしたことになります。というわけで。思い立ったが百万年!との勢いに突き動かされ、宇治の大河ドラマ館へさっそく行ってまいりました。 ちなみに、大津の大河ドラマ館、越前の大河ドラマ館へ伺ったときのお話はコチラです。 ・ ・ ・ 宇治の大河ドラマ館は、JR宇治駅が最寄り駅です。 でも、ワタクシ、せっかく宇治に行くなら、あちこち歩き回りたいと思い、平等院やら宇治神社やらス

■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅③―越前 大河ドラマ館へ行ってきました

2024年2月23日、越前市にある「しきぶきぶんミュージアム」に大河ドラマ『光る君へ』の大河ドラマ館が開館しました。すると、なんと開館11日めで来館者が10,000人突破‼ これは早いうちに行かねばと思い立ち、先日仕事の隙間を縫って、行ってまいりました。 今日はそのときのお話です。 ちなみに。びわ湖大津の大河ドラマ館へ行ったときのお話はこちらの記事にまとめてあります。 ■名古屋からは電車で約2時間ほど越前 大河ドラマ館は、その名の通り、福井県越前市にあります。最寄り駅は

■大河ドラマ『光る君へ』第6話「二人の才女」感想―脱いだらすごいイケメンと、理想を持ち信念に生きるお兄ちゃん

大河ドラマ『光る君へ』の放送も早いものでもう第6話です。このスピード感だと、あっっっという間に三郎が「望月の…」とか言って、ロバート実資さまに真顔で「そういうのは好きではない。」と言われてしまいそうです。 そうして、第6話ではとうとうファーストサマーウイカさん演じる「ききょう(清少納言)」さんがご登場になりました。 空気を読まずに、自分の思ったことをはきはきと(早口で一気に)述べる感じ。まさに「これぞ、私たちの清少納言さま!」なお姿が画面のなかにいらっしゃって! ワタクシ

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■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅②―大河ドラマ館へ行ってきました

えりたです。 先日、滋賀県大津市で開催された「大河ドラマ『光る君へ』スタート記念スペシャルトークショー」に参加してきました。 その際、せっかくここまで足を伸ばしたのだし、と思い、前日に開館したばかりの「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」へも訪れたのです。開館2日めということで、穏やかにのんびり過ごすことができました。今日はそのときのお話です。 ■京阪電車に乗ってスペシャルトークショーは、膳所駅から歩いて10分ほどの場所で行われました。スタッフさんにドラマ館のことを伺う

『大鏡』への愛を語る-1000年の時を繋いで私の心を照らす-

えりたです。今回は初4000字越えの記事です。 実はワタクシ、幼い頃から歴史が大好きで。正確に言うと、「歴史の物語」が好きで好きでたまらないのですね。 小学生の頃、毎月2冊ずつ本を買い与えられていました。そのタイトルは『まんが 日本の歴史』。なぜかは知りませんが、私はそれだけを与えられ、次に買ってもらえる日までお家ではそれを繰り返し読んでいたのです。 そこから私の歴史好きは少しずつ作られていきました。 あまりにも歴史の本が好きすぎて、ついには担任の先生が私のために、学

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