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大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン

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大河ドラマ『光る君へ』に関連する記事をすべて収めてあります。毎週放映後の感想や参考本、また紫式部に関わる地への旅行記も更新します。
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2024年3月の記事一覧

■大河ドラマ『光る君へ』第12話「思いの果て」感想―むしろ「フラグ回収の果て」なイケメンの行く末を

えりたです。 さて、『光る君へ』第12話はいかがでしたか? いやぁ、こまろちゃんがかわいかったですねぇ♡(そこかい)穆子さまに静かにだっこされてたり、感極まった倫子さまにお手々をにぎにぎされてたり。それでもまったく動じない肝っ玉よ! これで左大臣さまが、こまろちゃんをひざに抱いて「こまろよ…倫子が…倫子が…(泣)」って呟きながら、廂で日向ぼっことかしてたら…萌えないはずはなく…と、どこまでも想像の羽は羽ばたくわけです。 というわけで、今回も相変わらず萌えどころが主人公か

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■大河ドラマ『光る君へ』第11話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 一昨日、第11話の感想を書きあげたと思ったら、本日はもう第12話…時の過ぎるのが早すぎて、ほとんど周回遅れをぶちかましているような気持ちになっていますが、みなさま、如何お過ごしですか? 第11話の核と言えば、やはり満を持してご降臨あそばした「定子さま」! まだ裳着の前のお姿ですから、可憐でかわいらしい。でも、利発そのものな佇まいがすてきでした。 もしかして、それって伊周さまとの対比?などと不穏なことも思いつつ。 って、いや、伊周さまも教養の面ではたいへん

■大河ドラマ『光る君へ』第11話「まどう心」感想―フラグを立てるイケメンはここにもいました

さて、第11話「まどう心」です。 第10話で、都をバックに全力笑顔の兼家パパりんが映し出され、パパりん絶好調! が予想された第11話。初っ端からもぅ、パパりんは摂政さまですからねぇ…お衣装からして違います。 それにしても。 勤務を終えてお家に帰り、一晩明けて出社(=出仕)したら、社長(=帝)が変わっていたとか…どんな気持ちになるんでしょうね? そりゃ、評判は芳しくない社長でしたが…ちょっとモニョりますよね。 でもきっと、兼家パパりんが企んだ何かしらがどうやら成功したら

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■大河ドラマ『光る君へ』第10話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 先週の大河ドラマ『光る君へ』第10話では、とうとう花山天皇がご退位になってしまいました…「引きおろし奉る」事変…なかなかにパワーワードです。 花山天皇……正確には、花山法皇ですね……のうるわしいご出家姿と、道兼どんの超ドヤぁな笑み。存外、記憶に残る絵面でございました。 さて、そんな第10話の感想はこちらです。 相変わらず、大きく物語の動いた主人公をほったらかして、中関白家に萌え散らかしております(/ω\)イヤン ・ ・ ・ のちに「中関白家」と呼ばれる

■大河ドラマ『光る君へ』第10話「月夜の陰謀」感想―新時代はこの未来だ

さて、先週は第10話「月夜の陰謀」でした。 兎にも角にも恋を語る道長どんと、志を語るまひろっちの対比がものっそいなぁと思いながら。これが思春期を拗らせていられる上級貴族の末っ子ちゃんと、大人にならざるを得ない下級貴族の長女の恋路かぁとしみじみ(言い方)。 思わず「オレと仕事、どっちが大事?」と彼氏に聞かれた昔を思い出すなどしておりました。ちなみに、「仕事に決まってるじゃん」と即答し、二股かけられた挙句に振られたところまでが1セット♡ …って何の話をしているのだ?(滝汗)

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■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅③―越前 大河ドラマ館へ行ってきました

2024年2月23日、越前市にある「しきぶきぶんミュージアム」に大河ドラマ『光る君へ』の大河ドラマ館が開館しました。すると、なんと開館11日めで来館者が10,000人突破‼ これは早いうちに行かねばと思い立ち、先日仕事の隙間を縫って、行ってまいりました。 今日はそのときのお話です。 ちなみに。びわ湖大津の大河ドラマ館へ行ったときのお話はこちらの記事にまとめてあります。 ■名古屋からは電車で約2時間ほど越前 大河ドラマ館は、その名の通り、福井県越前市にあります。最寄り駅は

■大河ドラマ『光る君へ』第9話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 先週放送された第9話「遠くの国」、未だ直秀ロスから立ち直れずにいます。みなさまはいかがですか? 実はあのあと直秀は生き還って、ワンチャン越前編に出るんぢゃないか? とか、昨年の『どうする家康』におけるお市さまと茶々さまのように、顔がめちゃくちゃ似ている親戚とか、腹違いの弟とか出てくるんぢゃまいかとか。儚い夢想をしては「あるわけないか」と直秀な口調で苦笑い。 それほどのロスを感じているのに、直秀の全く出てこない第9話の感想はコチラです。 相変わらず、中関白家

■大河ドラマ『光る君へ』第9話「遠くの国」感想―明日から本気出す

さて、波乱の第9話でしたが、みなさま……情緒はご無事ですか? 多くの人と同じく、私も予告で「遠くの国」とタイトルが出たとき、「あ~直秀が越前に行っちゃうのかぁ…しばしのお別れ、さびしいなぁ」くらいに考えていたのです。そう、越前編でまひろっちとの再会イベントが発生することを信じて疑わなかったのです。 駄菓子菓子。結果はアレで(泣) いくら「遠くの国」と言ったって…トート閣下のいらっしゃる黄泉の国まで行かなくてもいいぢゃんかよぉ(号泣) この結末のもたらす衝撃があまりにも

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■大河ドラマ『光る君へ』第8話を深掘りしたい人のための参考本

えりたです。 先週放送された大河ドラマ『光る君へ』第8話は、これと言った大きな事変は起きませんでした。が、第9話以降への布石がそこここに打たれ、上級貴族さんたちだけでなく、脚本家さんや演出の方たちの権謀術数に右往左往しそうになるお話でした。花山天皇、そっちに行ったら…(号泣) そんな花山天皇に肩入れしたり、歴史物語のなかの最推しである道隆さまに萌え散らかしたりした第8話の感想がこちらです。 相変わらず、主人公ふたりが置いてきぼりになった感想ばかり書いていますが。ふと考え

■大河ドラマ『光る君へ』第8話「招かれざる者」感想―壺拭くお兄ちゃんと「シムラうしろ!」な花山帝

えりたです。 先週の大河ドラマ『光る君へ』は第8話「招かれざる者」が放送されました。どちらかというと、第9話以降への布石がものっそい敷かれて、その意味でもドキワクできたお話でした。 ワタクシ個人といたしましては、高橋光臣さん演じる藤原義懐が陣定で公卿さまがたに檄を飛ばす場面に胸をアツくしておりました。 いや、だって。 義懐が「帝の仰せですぞ!」みたいに命令する口調が、同じく高橋光臣さんが演じていた轟轟戦隊ボウケンジャーのボウケンレッドの 「おれはすでに命令した! こ

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