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心理学を元にした情報を不定期で共有していきます。 仕事や人間関係、人生における何かしら…

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心理学を元にした情報を不定期で共有していきます。 仕事や人間関係、人生における何かしらのスパイスになると嬉しいです。

最近の記事

チャンスを掴め! ワイズマン博士の幸運メソッド

運を良くする方法について、とても興味深い研究があります。この研究は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のリチャード・ワイズマン博士によって行われたものです。 ワイズマン博士は、8年にわたる大規模な調査で、「幸運」と「不運」の心理学的メカニズムを解き明かそうと試みました。この研究は、なぜ一部の人々は自分を幸運だと感じ、一方で不運だと感じるのかを理解する手助けとなりました。 幸運と不運の秘訣ワイズマン博士の実験の一つでは、被験者に新聞を渡し、写真の枚数を数えるように

    • 「メンタル強化ガイド:困難を乗り越えるための感情のコントロール方法」

      メンタルを強くしたい!その想い、確かなものにしませんか? カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)やペンシルベニア大学などの名だたる機関の研究によると、メンタルの強さは感情調節能力や「レジリエンス」(逆境からの回復力)と深く関連していることが明らかになっています。以下では、これらの研究に基づいて、メンタルを強くする方法をご紹介します。 まず、どのような研究が行われているのか、具体的に見ていきましょう。 研究例1:カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) UCL

      • 「落ち込んだ時の救世主!ポジティブ心理学で見つける5つの対処方法」

        落ち込んだ時の対処方法、あなたはどうしていますか?従来の心理学では、落ち込んだ時や精神疾患を抱えている時の対処方法に焦点を当ててきました。しかし、人間のポジティブな側面、例えば幸福や希望、困難からの回復力などに注目した「ポジティブ心理学」という分野をご存知でしょうか? この分野の創始者であるペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン教授の研究によると、落ち込んだ時の対処方法として、以下のようなことが分かっています。 ポジティブな感情や思考がカギを握るセリグマン教授の研究で

        • 「記憶に残る勉強法を大学の研究から解明!あなたの学習効率を劇的にアップさせる5つの方法」

          記憶に残る勉強方法、あなたは知りたくありませんか?世界中のトップ大学が研究を重ねるこの分野。ワシントン大学、ハーバード大学、スタンフォード大学といった名門校が導き出した、記憶に残る勉強方法の秘密を今から明かします。 ワシントン大学:ジョン・クラーキン教授の「認知心理学に基づく学習理論」まずは、ワシントン大学のジョン・クラーキン教授の研究から見ていきましょう。教授の研究チームは、認知心理学の観点から学習理論を構築。人間の脳が情報を取得し、処理するメカニズムを解明しました。

        チャンスを掴め! ワイズマン博士の幸運メソッド

        • 「メンタル強化ガイド:困難を乗り越えるための感情のコントロール方法」

        • 「落ち込んだ時の救世主!ポジティブ心理学で見つける5つの対処方法」

        • 「記憶に残る勉強法を大学の研究から解明!あなたの学習効率を劇的にアップさせる5つの方法」

          「自制心」と「将来の成功」の意外な関係性とは?

          スタンフォード大学のウォルター・ミシェル博士による「マシュマロ実験」は、心理学の研究の中でも特に有名なものです。この実験では、4~6 歳の子どもたちに、目の前にある 1 つのマシュマロをすぐに食べるか、15 分我慢して 2 つのマシュマロをもらうかの選択をさせました。 「こんなに美味しそうなマシュマロを前にして、待てるはずがない!」そう思うかもしれません。しかし、信じられないことに、この年齢の子どもたちの中には、15 分間もマシュマロを食べずに我慢した子どもたちがいたのです

          「自制心」と「将来の成功」の意外な関係性とは?

          タスク処理の達人!仕事が早くなる5つの秘訣

          結論 仕事の早い人、つまりタスクを効率的にこなす人には、特定の特徴や習慣があります。さまざまな心理学の研究がこのトピックを掘り下げており、時間管理スキル、明確な目標設定、優先順位付け、集中力の維持、効果的なマルチタスク処理などの戦略が、仕事の速さと強い相関関係にあることを示しています。これらの戦略を実践することで、生産性が向上し、より短時間でより多くの成果が得られる可能性が高くなります。 どこの大学が、もしくはどこの誰が多くの研究機関や心理学者が、時間管理と生産性に関する興

          タスク処理の達人!仕事が早くなる5つの秘訣

          幸せな人生を送るための心理学:人生の楽しみ方に関する研究から得られた知見

          導入: 人生をいかに楽しむかは、多くの人が抱く普遍的な問いである。幸せな人生を送るためには、日々の生活の中に喜びや充実感を見出すことが重要だ。では、実際にどのような要素や行動が人生の楽しみに繋がるのだろうか?この疑問に対して、心理学の研究者たちは様々な角度からアプローチし、興味深い知見を生み出している。ここでは、そうした研究の中から、特に「人生の楽しみ方」に焦点を当てたものを取り上げ、その内容と成果を紹介したい。 結論: 人生を楽しむための鍵は、人との繋がり、感謝と寛容

          幸せな人生を送るための心理学:人生の楽しみ方に関する研究から得られた知見

          「社会人1年目のスケジュール管理術:仕事を楽にする9つのカギ」

          社会人1年目の皆さん、仕事やタスクに圧倒されていませんか?スケジュール管理をマスターして、仕事を楽にこなせるようになりましょう!ここに、皆さんのスケジュール管理能力を向上させるための具体的な方法をご紹介します。 やるべきことを書き出そう: やるべきタスクが頭の中をぐるぐる回っていると、不安になったり、混乱したりしますよね。そんな時は、全て書き出してリスト化しましょう!手帳やデジタルツールにタスクを書き出せば、タスクの見落としを防ぎ、視覚的に管理することができます。リスト化す

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          大学生の時間管理スキル:ストレスとの闘いにおける究極の武器

          新たな挑戦と冒険に満ちた大学生活。しかし、その裏側では複雑な要素が絡み合い、学生たちのストレスレベルを高めている現実があります。そこで、大学生活をより充実したものにするための秘訣を、時間管理スキルという観点から探っていきましょう。 1. 研究概要大学生活は、自由と責任が共存する独特な時期です。この時期に時間管理スキルを身に付けることは、将来の成功のための重要な基盤となります。そこで、大学生活の複雑な要素が学生のストレスレベルにどのような影響を与えるのかを解き明かす研究が行わ

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          「ノー」と言う勇気: 人生を取り戻し、自己尊重を育む

          結論:あなたの人生を取り戻すための「ノー」と言うパワー毎日、私たちは数え切れないほどの選択肢や決断に直面します。その中には、自分の時間やエネルギーを犠牲にして、他者の要求や期待に応えなければならないと感じるものもあるでしょう。しかし、心理学と神経科学の研究は、この「ノー」と言うパワーが、私たちのウェルビーイングと人間関係に大きな影響を与えることを示しています。 戦略と戦術:名門大学が明らかにしたこと カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者たちは、脳の報酬系に着目しま

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          「ノー」と言う勇気: 人生を取り戻し、自己尊重を育む

          休日に何もせずボーっとする、それは最高の自己投資!

          常に忙しくしている方が「頑張っている」と評価されがちな現代。しかし、今注目されているのが、休日に「何もしないでいること」の効果なのです!『ニューヨーク・タイムズ』の記事(2019年4月29日)によると、何もしないでいることは、生産性やクリエイティビティの向上につながる可能性があるのだとか。 この記事では、何もしないでいる時間を「ぼーっとする時間」「リラックスする時間」と捉え、意図的に設けることを提言しています。脳が休息し、リフレッシュすることで、新たなアイデアやインスピレー

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          仕事の疲労感を和らげる方法

          仕事の疲労感、誰もが抱える悩ましい問題...しかし、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) の研究者たちが、この厄介な問題を解決に導く研究結果を発表しました! まずは問題点の調査から。研究の結果、仕事の疲労感が高い人は、パフォーマンスが低下し、仕事に対する満足度も低くなる傾向があることが明らかに。このままではやる気も低下して、仕事がますます辛くなってしまいます... しかし、心配は無用!この研究では、仕事の疲労感を和らげるための効果的な戦略も紹介されているのです。

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          脳にとって悪い習慣を良い習慣に変える

          脳の健康を維持し、悪い習慣を断ち切りたいと思っている方へ。今こそ、脳に悪影響を与える習慣を断ち切り、脳にとって健康的なライフスタイルを築きましょう! 私たちの脳は、日々の習慣に大きく影響を受けます。過度のスクリーンタイム、不十分な睡眠、不健康な食生活、喫煙や飲酒などの悪い習慣は、脳の機能を低下させ、認知機能や気分、エネルギーレベルにまで影響を及ぼします。 しかし、ご安心ください。ハーバード大学やフロリダ州立大学などの研究者たちは、悪い習慣を断ち切るための効果的な方法を発見

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          「人間関係の距離を縮める方法」を解き明かす!最新心理学が導く、人と人とのつながり方

          近づきたいけど、どうすれば?心理学が明かす人間関係のヒント私たちは日々、様々な人間関係の中で生きています。家族や友人、同僚やお客様など、より良い関係を築きたいと思う反面、どう距離を縮めたらいいのか悩むこともあるでしょう。そんな時、最新の心理学の研究が意外なヒントをくれるかもしれません。 笑顔と共感でグッと近づく! オックスフォード大学の研究によると、笑顔や前向きな言葉は、相手との距離を縮める効果があることが分かっています。笑顔は世界共通のポジティブなサイン。笑顔で接するこ

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          脳を鍛える3つの習慣!習慣化のコツと研究からわかった意外な事実

          私たちの脳は、習慣の力で大きく変化し、健康的な生活を手に入れることができます。良い習慣を身につけることで、脳を鍛え、長期的な健康と幸福を手に入れましょう! 今回は、脳に良い影響を与える3つの習慣と、習慣形成のコツ、最新の研究結果をご紹介します。 まずは結論から。 習慣形成は、自己制御よりも行動の継続的な実行によって促進される ことが、最新の研究で明らかになりました。一度習慣が形成されれば、それらの行動を継続するのはほとんど労力を要しません。 では、脳に良い習慣とは具体

          脳を鍛える3つの習慣!習慣化のコツと研究からわかった意外な事実

          心理学と習慣化

          人間は習慣化さえしてしまえば、継続することができます。 しかし、習慣化する前に挫折してしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。 今回は、心理学と習慣化に関する情報と論文を元に習慣化とその行動や認知機能への影響について理解の幅を広げていけたらと思います。 1.Habituation mechanisms and their importance for cognitive function リンク:https://www.frontiersin.org/arti

          心理学と習慣化