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今回のコミュニティをつくるきっかけになった、一人の女の子とゆうこすさんのお話し。

このたび「三浦えりのアトリエ」というコミュニティを作ることになりました。

まさか私が自分のコミュニティを作ることになるとは…というか、去年から3つのオンラインサロンに入ってきて、オーナーさんたちの心遣いや労力を見てきて「私は絶対にやりたくないなぁ…」なんて思っていました。

じゃあ、なんで「私のコミュニティ」を始めるの?というと、それは私の写真を好きでいてくれる一人の女の子がいたからです。

先日、とあるメールが1通届きました。そこには、「三浦さんの写真がすごく好きで、見惚れてしまいました。三浦さんの写真の活動のお手伝いをしたいので、一緒にコミュニティを作って活動しませんか?」という内容でした。

先述にもある通り、私は自分が中心のコミュニティを作ることはしない方が良いだろうなって思っていました。今は写真を撮ることに集中したいし、何より人をまとめたりするのって苦手だから…
そう思いつつも、私の写真を好きでいてくれる子ってどんな子なんだろう?と気になったし、私のために動いてくれるっていう人がいるんだという気持ちが嬉しくてお会いすることになりました。

実際にお会いすると、その子は現役の女子大生で、今回のサービスを運営している会社にインターンをしている女の子でした。
彼女は私の写真を何度も褒めてくれて、お友達にも紹介してくれていると教えてくれました。「三浦さんに私の写真を撮ってもらいたいし、いろんな女の子を撮ってもらいたい。それを見たいです!!!」「三浦さんの写真を使ったグッズを作って、それを持ったり着たりしたいです!」と言ってくれました。また、コミュニティを始めるとしても、SNSのフォロワーも少ない私は心配だなぁと話したら、「私が友達に広めるんで任せてください!大丈夫です!ビラを作って大学で配るので!!!」と自信を持って言ってくれました。(ビラ配るのはなんだか怒られそうなので、感謝の気持ちだけ受け取ります…笑)

なんだか不思議な気持ちでした。私の写真を「素敵だね」って言ってくれる人はたくさんいてくれるし、応援していただいて、お仕事をくださる方もたくさんいます。フォトグラファーとして生きていく中で、本当にみなさんに感謝しているし、いつか恩返ししたいとも思っています。

でも、彼女はそういう人たちとはまた違った価値観で私のこと、私の写真のことを「好き」と言ってくれてるんだと思いました。

すごく嬉しいのだけど、うーーん、これってなんだろう。なんで、こんなに自分のことのように「好きだから、みんなに見てもらいたい!」と言ってくれるんだろう。って思っていた矢先の話しです。

私は菅本裕子ちゃんこと「ゆうこす」のサロン「ゆうこすアップデートサロン」に入ってます。ちょうど今、ゆうこすさんの本の出版に向けてサロンメンバーと共にあれやこれやと活動をしている最中です。先日はゆうこすさんと編集担当の幻冬舎の設楽さんたちとサロンメンバーで集まって本のタイトルについてミーティングをしました。

この日に向けて本の「初稿」という、ゆうこすさんが書いた何も修正されていない原本の文章をサロン内に公開していただき、みんなで集まる前に読んでみました。

そこにはゆうこすさんが「モテクリエイター」として、ファンとの「共創」(共に創る)で今の頑張りがあることについて書いてありました。

これを読んでみて、納得しました。

私に一緒にコミュニティを作って活動しようと声を掛けてくれた彼女は私のファンなんだと。

すごいなぁ。私にもファンってできるんだ。と思いました。

今回のコニュニティの目標でもある「写真展を一緒につくる」というものも、最初にお会いした時は、私が中心になってみんなが撮った写真を展示する参加型の写真展にしてみては…?という案が最初に上がってきました。

それでも良いかな?と思いつつも、今は自分の写真に集中したいし、何より「三浦えりの写真」というのが、その参加型の展示をしたときに伝わるのかなぁってちょっとモヤモヤっとしていました。

でも、次のお打ち合わせで彼女にお会いしたときに、開口一番で「みんなで写真展はやめましょう!三浦さん一人の写真展が良いと思います!三浦さんの写真が素敵なんだから、それをみんなに見せたいんです!」と言ってくれたんです。

こんなにも自信をもって、私の写真を他人に推してくれるってすごいなぁと思いました。

それと同時に、ゆうこすさんが「ファンが一番大事。ファンのために。」といつも言っている意味が分かった気がしました。もちろん、分かっていたのだけど、実体験として、自分にもそんなファンでいてくれる人がいて本当の意味で「ファンが一番大事」っていうことが理解できたと思います。

だって、まったくの面識もなかったのに、私の写真が好きという理由で、こんなにも私のことを自信を持って推してくれて、周りに「良いよ」って言ってくれて、一緒に何かをしたいって言ってくれたら、絶対に大切にしたいじゃないですか。

そう思いながら、ゆうこすさんの書いた本の「初稿」を読んでいたら、変に自信が湧いてきました。ゆうこすさんが大事にしてきたファンへの思いや行動って尊いし、真似をするって言うとちょっと語弊があるかもしれない。でも、ゆうこすさんのファンへの愛し方を私も同じようにやってみて、このコミュニティを盛り上げていきたいって思いました。

最初はたった一人のファンかもしれないけど、私に声を掛けてくれた女の子のためにこのコミュニティを頑張って写真展を成功させたら、きっとゆうこすさんのような「共創」っていうのができるんじゃないかなって想像が湧いてきてます。

ご縁があって、大好きなゆうこすさんと出会い、ちょっとだけ早くゆうこすさんの書いた本を読むことができて、さらにゆうこすさんのファンへの思いに共感しました。

ゆうこすさんの書いた本を読みまくって、ゆうこすさんのファンへの向き合い方を学ばせていただいて、活かしていこうと思います!

最初はコミュニティをつくるときに、どんな子に入ってもらいたいか、いろいろ考えました。写真を上手になりたい子?何者かになりたい子?実績を作りたい子?なんかしっくり来なかったのですが、今回声を掛けて抱いた大学生の女の子とゆうこすさんのお陰で自信を持って言えます!

私の写真のファンの方たちと一緒に写真展をつくりたい!

これに決めました!

それにしても「令和」を生きる女の子たちって、考えるだけでワクワクしませんか…!そんな子たちとものづくりしていけるなんて最高だと思います。

(もちろん、私のファンじゃなくても、メンバー大募集なので…!笑
ものづくりや、表現、コミュニティ、いろんな世代の人と知り合いになりたい、もちろん写真に興味ある方などなどお待ちしてます。)

三浦えり



最後まで読んでいただいてありがとうございます。写真展が続けられるようにサポートしていただけるとありがたいです…!