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ひな祭りの幸せ


 3月3日はひな祭り。
明かりをつけましょ、ぼんぼりに〜だ。



雛人形を飾ってくれていた実家での日々も遠い昔となり、大人になったわたしは雛人形を飾ることもなくなった。今や、ひなあられを食べる日という認識しかない。





特にやることもなく、午前中にバナナホットケーキを作った。パカッ


!!!


割れてしまった双子の卵



卵を割ったら双子だった。
黄身が1つから2つになっているだけと言われればそれまでだけれど、わたしはなかなか遭遇しない双子に会えて嬉しかった。



そうだ。そういえばきょうはひな祭りだ。何もしないが、良いことがありそうで気分がいい。
というか、これがもう良いことの1つ目だ。



お昼は簡単おじやにしようと決めた。
鍋にお米や味噌を入れて煮込み、再び卵を割り落とす。パカッ


!!!


分かりにくいけれど、双子なんです



おいおいおい。きみも双子なのかい?
(ダジャレみたい。黄身と君。つまらん…)


 一学年に一組か二組はいたであろう双子の兄弟・姉妹。
まさか1クラスに双子が二組在籍しているなんて。
なかなか先生がやらなそうなクラス分けだ。


プチハッピーが連続してやってきて、ひな祭りを祝われている気になる。嬉しい。ありがとう。
おじやと卵は美味しくいただいた。





 夜はちらし寿司の予定だったので、錦糸玉子を作らなければ。本日3回目の卵割り。三度目の双子もあるのかい?少し期待する。

パカッ


それは無かった。
さすがにそれは無かった。


二度あることは三度あるというけれど、さすがに双子3連続はなかったか〜。多少の落胆と、それを上回る2連続双子のホクホク感が残っている。




ちらし寿司の素を混ぜたお米に、値引きで買ったマグロと四角く切ったきゅうり、錦糸玉子、刻みのりをパラパラかける。簡単ちらし寿司の完成。
思っていたよりマグロが美味しくてにんまりする。値引きをナメていてごめんなさい。
夫と美味しいね〜と話す。




ちらし寿司の美味しさを味わいながら、わたし良かったね。ひな祭りおめでとうと思った。



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