考えるとは、形を変えること。
「考えるって、対象の形を変えることなんだ!」
前回のmagazineを書いていた時でした。
そんな考えが、ふと頭に浮かんだのは。
先日のmagazineでは、「私が私である、って何だろう?」と考えていました。
その中で、具体的に自分らしさなどにも触れ、考えを深めていきました。
そこで思ったのは、「考えるためには2通りの方法がある!」ということ。
①具体化する。
②抽象化する。
それぞれについて、見ていきます。
①具体化する。
具体的な言葉に言い換えてみたり、その事柄を分解してみたり…
"切り分けていく"作業が、具体化することだと思うのです。
皆さんも意識しないうちに、毎日のように具体化していることと思います。
例えば、「明日の予定を考える」場合。
6時に起きて、9時からカフェで仕事して…23時に寝る。などなど。
1日24時間を"切り分けて"、いつ・何をするかを、具体的にする。
それが考えるということですね。
続いて、②抽象化する。
「カエデは、植物だ。」
具体的なことを、抽象度の高いものに言い換える。
これも考えるということの、1つですね。
抽象度の高い、というのが少しわかりにくいかもしれません。
抽象度高くということは、具体的なものを、より高いところから、離れたところから見る感じです。
遠くから見ると(抽象化)、「何だかわからないけど、植物が生えているなぁ。」
近くで見ると(具体化)、「カエデだ!」
そんな感じです。
抽象化すると、どんなメリットがあるのか?
それは、他のことにも応用できることです。
例えば、カエデの盆栽を育てるんだったら…。
「カエデは植物。それなら、他の植物と同じように日光や水が必要なんだろうなぁ。」
そんな風に見当がつきます。
このように、考えるとは、具体化・抽象化すること。
つまり、対象の形を変えることです。
では、この考えがどういう時に役立つんでしょうか?
それは、「〇〇について、考えてみよう!」という時です。
もし、例えば、「来年の過ごし方について、考えてみましょう〜」と言われたら。
「考えてと言われても…。」と困ってしまうかもしれませんね。
そんな時、具体化・抽象化の出番です。
具体的に、2020年の6月にはどうなっていたいかな?
抽象的に考えると、俯瞰的に見て、これまでの自分の人生はどうだったかな?どんな流れできていたっけ?
そのように、考えを深めていけそうですね。
考えることは、対象の形を変えること。
そんなことを頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます! 嬉しいです♪