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【天才】あの人の遅刻癖が治らない理由とそのゆるやかな改善法


ごめん、YouTubeの釣りタイトルなみに煽動してしまった。いっそのこと【重大発表】とかにすればよかったのかもしれない。とりあえずそれくらい自分にとっては納得のいくアイデアを思いついた。ただ自分の言語化能力が乏しく、ちゃんと伝わるのか全く自信がないが、ぜひ全人類に見てほしい。というか、ちゃんと伝える必要はないのだ、なんとなく感じてくれた人がひとりでもいれば満足である。


(※この記事は、遅刻した人があなたから奪った時間を返すことはありません。なんなら、これを読むことであなたの時間はさらに奪われます。ですが他者理解とはそういうものです。そして、これが全員に当てはまるとは言っていません。ただのわたしの一例です。参考程度にお願いしますね。)

...こういうディスクレーマー(免責事項)わたし嫌いなんよ。でも書いとく。なんかいい感じの文章に見えるでしょ、権威が感じられそうな。笑 え?ディスクレーマーってなんでカタカナで書いてカッコで説明したかって?横文字で言ったほうがかっこいいからだ!!!そんなのわかるだろ〜〜〜!(T田議員並みの怒号)



皆さんの周りにも、いつも遅刻する人、いますよね。超イライラ案件だと思います。時間を守る方からすれば。何度言っても繰り返す。変わる気がないし、なんなら申し訳なさそうにすらしなくなる。開き直るヤツまでいる。は?お前ら、俺らの時間いくらだと思ってんの?プライスレスだぜ?(キラーン)と返してくる人がいたら、遅刻常習犯としてはむしろ心が軽くなるくらいなのでありがたいですよね。さて、今回は、ほかの人に当てはまるかわからないけれど、わたしが遅刻する理由を書いていこうと思います。これを読んで理解してもらえるかどうかはわかりませんが、そういうタイプの人間もいるんだなあと知ってくれたらうれしいです。あ〜ちょっとわかる、ってなってくれたら幸いです。遅刻癖のある諸君よ。もしくは、あいつはそうかもしれない...!ってね。



まず。

ほんっっっっとに失礼に聞こえるかもしれない、けれど、本質は「心理的反抗」。これです。遅刻は、わたしの反抗心が外界に現れた唯一の場所だった。これはどういうことか。たしかに、わたしは毎回遅れる。こころの中で毎回間に合わない自分を責めてる。でもそれはこころの表層の話で、奥底では ”ささやかだけれど致命的な反抗” をしている。ちなみに、その反抗の対象は、世界。自分以外のものに対して。(厨二病かな) 遅刻するヤツって、あまり人を信じてなさそうな顔をしていないか。それとは裏腹に世界(強いもの、従わないと生きていけないもの)には完全服従していないだろうか。かくいうわたしは、まさにそれで、従っているタイプだった。というか、従わされていた。従わないとどうなるかわからないような環境下だった。他の人は知らないしこの服従レベルがどの程度かは計り兼ねるけれど、自分がそう感じていたのでそう記しておく。常に周りの状況を見て、「他人の目線」で動いていた。他人のネガティヴな感情を吸って、きれいにして返すような。空気清浄機って例えたらわかりやすいかもしれない。(すごく自分のこと良いように言ってるけど。まだ殺さず我慢して聞いてくれ。) で、それをずっと続けるとどうなるか?めっっちゃくちゃ疲れる。脳の上半分のサーチライトばっかり使って足元が全然見えない感じ。他人のことばっかり気にしてるもんだから、自分の欲求もどっか押しやられたままで。だから、自分の部屋にいるときとか一人で歩いてるときの「絶対にだれにも何にも従わない」空間と時間があってそこで完全に引きこもる。そうじゃないとしんじゃうからね。溜まったゴミをきれいにする時間が必要。で、そこからが問題なんだけれど、この「すべてを放棄した無の状態」から、約束の時間と場所に向かうという「存在する一点に向かおうとする心理状況」に持っていくのがめっちゃくちゃしんどい。なんていうのかな。どうやって説明したらいいんだろう。あ、あれかな、エアコンはつけるときに一番エネルギー食うのに似てる。静止摩擦係数は動摩擦係数より大きい、そんな感じ。あ、もっと適切な例があった。蛇口に取り付ける型の浄水器ってわかる?あれ使ってるひとはわかると思うんだけど、「浄水のきれいな水を出すモード」と「そのままの水道水モード」と「逆流モード(洗浄)」ってのがあるじゃんね。逆流っていうのは基本的に中に溜まったゴミを流してきれいにするときに使うんだけど、まさにその仕組みと同じ。逆流のときにちゃんとゴミ流してから浄水モードにしないと、なんなら汚れ浮いちゃって最初より汚い、みたいなことがある。それにあれ、ある程度浄水にしてからきれいなお水が出るのに時間かかるでしょ。そのラグが「遅刻」に繋がる、そんなイメージ。

遅刻の話に軸をおいて何が起こっているのかを説明するとすれば、人の時間の過ごし方には、未来のために自分がやりたいと本心から望むことをやっている「自分軸」、誰かの話や要求を聴いている「他人軸」、そしてテレビや動画、SNSをぼーっと見ている「完全放棄」の凡そ三つの時間の使い方があると思っている。で、問題はこの切り替え時。特に「完全放棄」から「他人軸」にスイッチングするというときに遅刻の原因があるというわけ。浄水器の例えのまま説明すると、「他人軸=浄水」、「自分軸=普通の水」、「完全放棄=逆流」って感じ。

ごちゃごちゃ何言ってるか自分でもよくわからないからまとめると、「遅刻する人」は、根本的に何にでも対応できるようにいつもきれいな水でいなきゃいけないと思っている。だから外に出るときはいつも浄水にしようとするので、逆流から浄水にスイッチングする。さらに問題なのが、きれいな水が出るまでの時間、が、(人より)かかることを想定できていない。てかそもそもその逆流から水の流れを元に戻して、さらにきれいな水を流すエネルギーたるや、ハンパない。これは電力に余剰がないときは特にキツい。そして、最初に言ったように、これはいつも自分を抑えてる(普通の水を浄水に変えている)分の反動、言い換えるなら「反抗」であるので、基本的には ”従わないといけないこと” を減らさないと、遅刻はおろか、その他もろもろ、直りません。

(きっとあなたは遅刻だけでなく他にも問題が山積みなはず) 


伝わっただろうか。わたしの言いたいことが。


別にね?そもそもの話、社会に迎合するために、毎回毎回完璧な浄水じゃなくていいんですよ。きれいな水は飲み水には使うけれど、体洗うのにはそこまで必要なかったりするし。だから、この自分が “〜しなきゃいけない(従わなきゃいけない)” と思ってることを、”別にやってもやらなくてもどっちでもいい” の域にまで持っていくということ、「あ〜○○しなきゃいけないや、だるいな」みたいな、思い出して嫌な気持ちになるようなことを、やめるか諦めるか何なりして、「認知を変える」ということ。”どちらでも良いのだ” 、そこの域にまで持っていく。それを地道にやっていくしかない。そういうことなんじゃないかな、と思うわけです。


きっとこれを読んだところで、遅刻する人は簡単には治らないし、遅刻をしない人はそれでもお怒りになるだろうし、すぐには変わる問題じゃないんだけれど。遅刻をする人が自己理解できるように、遅刻をしない人が他者理解できるように、努めて書いたつもりです。


もし同じ悩みがある人が、少しでも気分が楽になってくれたら本当にうれしいなあ〜〜〜。


まあ〜人生長いのでね、長期戦で頑張っていきましょうや。棺桶地点での幸福度勝負しましょうぜ。


(P.S. これ書いてて思ったこと。救急隊や救急救命士の人ってまじですごい。)



ばいちゃ!



どうも〜