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英語は気楽だと言うけれど | English makes me easygoing nevertheless..

<COLUMN. vol.12>


(Japanes and English ver.)

*English ver. will be soon....

○Japanes ver.

伝えるって難しい。
思ったことを言うって、すごく躊躇しちゃう。

これは、日本の文化なのだろうか。
それとも、私の性格のせいなのか。

思ったことをストレートに言えないことが多い。
言うにしても、言葉を選ぶし、考えて、考えて......

結局、私が我慢しちゃえば済むなら、それでいいやと。そう思うことが多いし、それが楽というより、呼吸するのと同じくらいの感覚で、そうしちゃう。

英語でコミュニケーションをとれるようになって、1番に思ったのは、とっても楽だ。ということ。変に考える事もなく、ストレートにモノを言う。相手もそうで、私もそう。そのイコールの関係がとても心地よいと。

それが、4年前の私が思ったことだった。


でも、それに意義を唱えたい。

もちろん、文化や性格の問題もある。けれどそれ以前に圧倒的なボキャブラリーの違いなんだと今は思う。

日本語と英語のボキャブラリーの量を比べれば一目瞭然。限られた単語数で会話をしている。否が応でも、超シンプルになる。それしか知らないから。

したいか。したくないか。YES or NOで答えるしかないのだ。

日本語だったら、曖昧な表現で断ることができる。遠回しの言い方で嫌だよって、あるいは好きだよと伝えることができる。言葉を知っているから。

日本語にたまに疲れてしまうのは、きっと知っている表現方法が多いから、適切な言葉を知っているから。あの時、あぁ言えばよかった。もっといい表現があったなと分かるから。その思考に疲れてしまうのだろう。

一方、英語はまだまだ日本語には勝らない。シンプルにしか言えないから、思考も至ってシンプルになる。だから、きっと楽なんだろう。

最近は、前よりも少し考えるようになった。というより、少し気をつかえるようになりたいと思うようになってきた。

英語も日本語も言語という区括りに存在して、使うのは同じ人間で十人十色の気持ちが存在する。

気を使いすぎるのも疲れるけれど、思いやることは大切にしたい。

前は窮屈だと思っていた日本語を喋る私も今は良さだと思えるし、楽だと思っていた英語を喋る私は、誰かを傷つけたり、失礼だった事もあったかもしれない。

それでも、そのシンプル極まりない言葉に、助けられたのは間違いない。

英語は気楽だと言うけれど、学べば学ぶほど複雑だ。でも、やっぱりシンプルな言語には間違いない。

きっと二つのパーソナリティーが私の中に存在する。英語を話すちょっぴりオープンな私と日本語を話す少し繊細な私。2人は同一人物だけど違う。けど、やっぱり私なんだ。

どちらともに、優越はある。でもそれを全部含めて、言葉ってやっぱり面白い。何よりも、通じ合えることは素晴らしいことだ。

○English ver. will be soon....

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