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99%の親が呪いの言葉をかけている!?子どもの可能性を引き出す声かけとは?

あなたの子どもへの1番の願いは何ですか?

きっと、将来自分の道を見つけて、
しっかり育ってほしいと願っている
のではないでしょうか?

日々、周りの人やSNSでの意見を気にして、
どう子どもに言葉をかけていいのだろう...
と迷ってしまうこともありますよね。


今回の記事では、
「ビリギャル」著者の坪田信貴先生の
『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』
から、

●親がつい言ってしまうNGな言葉
●自分で考えて動ける子になる声かけ

この2つについてまとめたものを紹介します!


これからは、子どもに何を教えるかではなく、
「子どもの将来にとってどうか?」が重要になります。

だから、習い事よりもまず大事なのは
「あなたの言葉」。


本書には、子どもに「自ら選択して進む力」
をつけるための親の言葉がけ
が満載です!

普段、何気なくかけていた言葉はどうだったか、
ぜひ振り返ってみてくださいね。


99%の親は子どもの可能性を狭めている

あなたは「子どもが好きなことをやって楽しく
生きてほしい」と願っていますか?
多くの人がそう願っていると思います。


実は、子どもを束縛したくないと思ってる人ほど
子どもを束縛している
というのです!!
私はドキってなりました…


親は意識してなくても、無意識の反応や声かけで
束縛している
ケースがあります。


特に気をつけたい一例を紹介します。
子どもが自分で判断できる前(乳幼児期)に
親から植え付けられる「拮抗禁止令」です。

【拮抗禁止令】
1.完全、完璧であれ
2.他人を喜ばせ、満足させよ
3.努力せよ
4.強くなれ
5.急げ

社会で生きるためには必要なことですが、
過度になると子どもを苦しめるもの。


言葉だけでなく、親が無意識にする「反応」も
メッセージとして伝わっています。
例えば、ため息や舌打ち、表情などで。

知らず知らずのうちに、子どもの自己肯定感を
下げてしまっています。


そして周りの大人から受けた禁止令を通じて
子どもは「人生脚本」を書くのです。
親の言葉って、想像以上に子どもの人生に
大きな影響を与えています。


じゃあ、どうしたらいいのでしょう?

やめなさいと「禁止」するのではなく、
その子に合った可能性を見せること。

人は恐怖や不安に対しての方が行動できます。
しかし、それは自主的な選択というより、
「やらされた」ので自己肯定感が下がります。


だから、行動させたいなら、
子どもの目がキラキラと輝くような
「可能性を感じる」言葉に変えていこう!

というのが本書の主張です。


あなたは子どもに「呪い」をかけている!?

言葉は親から受け継いだもの。
思考や認知を作っているのは言葉なので、
親の言葉で子どもの世界の見え方が決まる
と言っても過言ではありません。

つい親が言ってしまいがちな4種類の呪いと
望ましい声かけを紹介します。


◆自分から動けなくなる呪い

「人に迷惑をかけるな」
→「迷惑はお互いさま。困っている人がいたら助けよう」

「やめなさい」
→「周りの人がハッピーになることをしてごらん」

迷惑をかけたらダメって思うと、
人に助けを求められなくなるのは
最大のデメリット
です。

私も親から人に迷惑をかけるなと
たくさん言われて育ちました。
そのせいか、簡単に助けてって
言えないなと今だに感じます。


私が韓国に住んでてよく思うことは、
日本より「隣人を助け合う、分け合う」風潮が
強いなということ。


例えば、電車で赤ちゃんがギャン泣きしても
助けてくれる人が多かったのが印象的です。

お菓子や料理などは、いつも多めに用意して、
分け合うのが当たり前な感じです。


そんな私の経験から今では
迷惑をかけても、その分恩返しできればいい
って思うようになり随分ラクになりました。


子どもたちには迷惑をかけるなよりも、
困ったら助け合うことを教えた方が、
断然生きやすい
と思います。


◆自分の気持ちを言えなくなる呪い

「今忙しいからあとで」
→「今〇〇しているから、30分待ってくれる?」

「早くしなさい」
→「早くするためにはどうしたらいいかな?」
と聞いてルールを決める

ドラマでも、こういうシーンよく見ますよね?
ほとんどの親は忙しく、子どもの要求にあまり
答えていなければ、向き合ってもいないんです。


「親は聞けない」って思うようになったら
子どもは本当の気持ち言えなくなりますよね。
もしくは、聞いてもらいたくて
望ましくない行動を取るかもしれません。


子どもが自分の気持を話せる時間を取りましょう。

子どもの本当の気持ちを知るためには、
こちらから質問で返すこともコツ!

例えば、「カルピスのみたい」と言われたら
「喉がかわいたの?」というように。

言葉の奥に隠された「本当はどうしたいのか?」
を聞いてみましょう。


◆自信を失わせる呪い

「うちの子なんて…」
→「この子はこれが本当にうまいのよね」

グローバル化していく社会では、
謙遜はマイナスにしかなりません。

子どもの苦手意識「〇〇できない」は
本当はそうではないのに、言葉によって
作られることが往々にしてあります。


さらに、人前で子どものことを悪く言うことは、
海外では「虐待」になります!


韓国でも痛感したことですが、韓国人は
「〇〇ちゃんはなわとびが上手だね」と言うと、
「そうなのよ」と否定しません。


また、わが子の自慢したいことがあると、
「うちの子が描いた絵だけど、よく描けてると思わない?」
と言って見せてきます。

日本だと嫌な感じに受け取られそうですが、
むしろ、そういう会話を聞くと、
わが子の「いいところ探し」に夢中になると思うんです。


これから国際社会で通用し、相手に信頼して
もらえる人になるには、謙遜よりアピール力を
つけていく必要があります。


◆やる気を失わせる呪い

「勉強しなさい」
→「この計算、練習してみない?」

「もうちょっと頑張れたね」
→「どう思った?」

具体的でないと子どもは動けません。
「手伝いなさい」
「片付けなさい」
「ちゃんとしなさい」
「しっかりしなさい」…

これらは「とりあえず頑張れ」と
言っているのと同じで、
何をしていいのかわからず行動できません。


大切なのは本当の課題を見つけること。

やるべきことが分かっていないから
頑張れないのです。


また、テストの結果などを見せに来た時、
親は結果を見て評価を言ってしまいがち。
実のところ、
あなたの評価はどうでもいいんです。

なので、子どもに「どう思ったか?」を
聞いてみてください。
予想外のことを話すかもしれません。


あなたは子どもの気持ちに
ただ共感するだけで十分
です。


実は「やればできる!」と言うと、
やる気が無くなります。
身に覚えはありませんか?


なぜなら、人は行動に感情が紐付くからです。
子どもも大人も、
やってみて、できたから、やる気が出る
んです。

だから、子どものやる気を引き出すには、
できそうなものを具体的に言ってみると
いいですよ。


親の「当たり前」は世界で通用しない!

以上、坪田信貴先生の『「人に迷惑をかけるな」
と言ってはいけない』
から、
●親がつい言ってしまうNGな言葉
●自分で考えて動ける子になる声かけ
について紹介しましたが、いかがでしたか?

●自分から動けなくなる呪い
✗「人に迷惑をかけるな」
○「迷惑はお互いさま。困っている人がいたら助けよう」

✗「やめなさい」
○「周りの人がハッピーになることをしてごらん」

●自分の気持を言えなくなる呪い
✗「今忙しいからあとで」
○「今〇〇しているから、30分待ってくれる?」

✗「早くしなさい」
○「早くするためにはどうしたらいいかな?」
 と聞いてルールを決める

●自信を失わせる呪い
✗「うちの子なんて…」
○「この子はこれが本当にうまいのよね」

●やる気を失わせる呪い
✗「勉強しなさい」
○「この計算、練習してみない?」

✗「もうちょっと頑張れたね」
○「どう思った?」

今後もAI化とグローバル化は加速し、
働かなくても生活できる時代が来るでしょう。
今の忙しさや労働から開放されたら暇になります。

そうなった時、重要なのは
「1人の人間としてどう生きるか」なのです。


だからこそ、「どんな人間でありたいか」という
原点に立ち返る必要がある
と坪田先生は述べています。


もはや、親がやるべきことは「教えること」
ではありません。親だって不完全なのですから。

だから早く諦めて、不確実なこの時代を
「子どもと一緒に冒険しよう」
という気持ちで楽しくいきましょう!


本書ではさらに具体的な親の呪い言葉と
望ましい声かけが解説されています。
きっとあなたの常識が覆りますよ。

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ありがとうございます!

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