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野外ロマンスコンサート

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6月最後の週。

発表会の翌日からは3日間に渡る

Promenades Musicales (音楽的散歩)

フェスティバルが始まった。

2日目に私も夫と連弾で参加した。

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開演は夕方6時半、まだ日差しがあるので

ピアノのためにパラソルが置かれた。

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プログラムは

     [ロマンス]

ラフマニノフ    6つの小品

ハーウィッツ ラ ・ラ ・ランド

グアスタビーノ ロマンスデルプラタ

佐藤英敏   残酷な天使のテーゼ 

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ラフマニノフの5曲目は

ロマンス

21歳の時の作品で

ものすごく芳香で暗く、

酔いそうにロマンチックな曲だ。


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一方で

南米の作曲家グアスタビーノの

ソナチネ、ロマンスデルプラタは

彼が75歳の時に書かれた。

ただただひたすら明るく美しい。

このギャップの間に

大好きな映画とアニメ音楽を挟んで

なかなかオリジナルなプログラムに

なっていると思う。

このプログラムを弾くのは2年ぶりだった。

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今年は結婚も連弾デュオも15年目、

記念に思い切ってウェディングドレスを着た。

このドレスは

母方の祖母が縫ってくれた私の宝物だ。

モンマルトルの生地屋さんで

母と選んだシルク、ものすごく淡いピンクの糸で

小さなバラの蕾が刺繍されている。

コンサートでも着られるようにと

シンプルなデザインにしたのに

大切すぎてずっと着ていなかった。

白い壁の教会前でのコンサート、着ちゃう⁈と

思いついてからひと月、

デザートを我慢して入った〜!

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アンコールは

大好きな「パリの晴れた日に」(轟千尋)で

家族で6手!

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鳥の声

教会の鐘の音

人々のざわめき

集中力のいる

野外コンサートだけど

音風景に参加しているようで

いつも幸せを感じる。

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足を運んでくださった

たくさんのお客さんと

立ちっぱなしで譜めくりをしてくれた

エリーズに感謝!!


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