ひとはみかけに
ワインを飲めば造った人が見えるというし、たしかにそれはそうだと思う。
ワインには造った人の性格が出るというし、それもたしかにそうだと思う。
でも、批判的な言い方になってしまうけど、女性が造ってるっていうだけで、「女性らしいやさしい味わい」って表現するのは、どうかな〜と思ってしまう。
女性だからやさしいなんて、誰が決めたんだ?
それはいいとして。
このコルク、すごい可愛いでしょ?
ラベルもこの通り、可愛い!
南仏ルーション地方の、クロ・デ・フェーというワイナリーの、レ・ソルシエールというワインです。クロ・デ・フェーは「妖精の畑」、レ・ソルシエールは「魔女たちの畑」という意味。なんてラブリー♪
「ワイナリーを取り仕切るのは、38歳のステファニー・ガル。ファッション業界を志してパリでデザイナーとして活躍した後、同じブランドでPRとして働く夫ブルーノと結婚。ナチュラルな暮らしを求めて、地元の南仏ルーションに戻り、家業である小さなワイナリーを継ぐ。3年前からオーガニック栽培を始める。笑顔が素敵なステファニーは、二人の男の子のママとしても奮闘中!」
みたいな感じがするでしょ?ボトルだけ見ると。
でも、造ってるの、めちゃめちゃ気難しそうな60代(推定)の、いかついおっさんなんです。(何度か会ったことがあるけど、会話がはずんだ試しがない笑)
本人に伝わってしまうとマズイので、小声で書きたいところですが。
あんな怖そうなおっさんなのに、このラブリーなラベルとコルク。マーケティングのためなの?それとも、本当は心の中は乙女なの?と、なんだか微妙な気持ちになる。
ワインそのものは、おすすめ!わたしも頻繁に飲むワインです。
イキイキとした黒と赤のベリーが香る、果実味豊かでバランスの良い赤。ボリュームがあり、やや力強さがありつつも、親しみやすく飲みやすいワインです。焼いた牛肉、ラムなどに最適!
というわけで、見つけたらぜひ試してくださいね〜。
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