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桜なべ中江@吉原大門

桜なべ、というと馬肉を使った鍋料理のこと。
実は桜なべは東京の郷土料理。しかも吉原で生まれたお料理だそうです。


というのは、吉原に遊びに来た人がお金をつくるために、吉原に着いたところで馬を売ったそうで。売られた方もその馬をどうしようかと困って「最近、牛鍋が流行っているらしいよ」ということで鍋にしたのが始まりだそう!

なんとまぁ…!帰りはどうしたのでしょうか。。!

そんな現実的な話から生まれた桜鍋は吉原の名物料理となり、多いときは20軒ほど桜鍋屋さんがあったそうですが、今はこちら1軒が残るのみ。

明治三十八年創業 桜なべ 中江
https://www.sakuranabe.com/

お料理は馬刺し、煮込み、お寿司、ステーキ…とコースで桜肉尽し。

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メインはもちろん、桜鍋♪

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ひとりずつの鉄鍋をご用意くださり、しょうゆベースに味噌を加えたタレと赤身が美味しくてヤミツキになりそう♪

締めのご飯はこのタレにお肉と味噌をちょっと足し卵でとじて、それを白ごはんにかけながらいただく。ご飯を鍋に入れないので、味が濃すぎず最後まで美味しく頂けるのですね♪

いやぁ美味しかった〜❤︎


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そして素晴らしいのがこの空間。中江さんの店舗は大正時代の関東大震災直後に建てられ築100年になるのです。
このあたりは東京大空襲にあった地域ですが中江さんの建物だけが奇跡的に焼け残ったのだそうです。…そんなことあるの!??なんて奇跡!!


というわけで本当にこの辺りでは貴重な建物で、中江さんの店舗は国の有形文化財に指定されています。

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日本史、特に江戸時代が大好きな私には、伺う前から本当にワクワクするお店でした!きもので浅草から吉原の史跡を歩きながら、中江さんで桜鍋をいただく。そんなツアーも企画してみたいな♪

本当にごちそうさまでした!
また伺いますー!

2020.11.7 上杉惠理子

はじめてサポートいただいたとき、本当に本当に嬉しかった。準備したセミナーや有料記事を購入いただくのとは全く違う喜びでした。本当に励みになります^^