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アドバイスはいらない

コーチングではアドバイスをしない
という話を「答えは自分の中にある」投稿
書きましたが、

コーチングでも
「アドバイスがほしい!」と思う方も
いらっしゃるかと思います。

今日はアドバイスがもたらす弊害や
私自身の体験談
について書きます。

まずそもそもアドバイスって?

その個人の経験・価値観・考えから
「こうしたらいいと思う」

という完全に個人の意見ですよね。

そして、それを言ったその方には
全く責任はない。

いくらでも勝手なことを言うこともできます。

もちろん全力でアドバイスする時も
ありますが、
あくまでもその方の視点からのものです。

ここで真に受けず、
自分の価値観や考え方に合ってるかな?
としっかり考えて判断して、
何か前に進めるきっかけになれば
アドバイスを受けて良かったと思えると思います。

でもアドバイスをされて、
かえってモヤモヤしたことってないですか?

特に誰にアドバイスをされたかも
大きいと思います。

言い方が悪いですが、
どうでもいい方からのアドバイスだったら
軽く聞き流されると思います。

でも特にコーチをつけていて、
信頼関係やリスペクトがある中で、
コーチからアドバイスをされたら
どうですか??

聞き入れてしまうと思います。

そして、
自分的にはしっくり来ないアドバイスを
されたら、どう思いますか?

「なんか違うな…」
「私のこと、ちゃんと理解してるのかな?」
「それってやっぱりやるべき?」

など、色々と考えることがあると思います。

そして、
そのアドバイスによって、
かえって悩みが増えたり、
言われた通りにできずに落ち込んだりする
こともあるかと思います。

私は過去に、
尊敬していた方からのアドバイスを
真に受けてしまったことで、
行動が止まってしまった経験があります。

行動が止まってしまったことを
アドバイスをしたコーチのせいに
しているようにも読めると思いますが、

当初の私もコーチング起業をしたばかりで
自分軸をしっかりまだ持てていなかったので、
自分で上手く判断できていなかったことが大きくあります。

また、コーチ選びの判断軸もちゃんとなかったです。

でもコーチや講師などにアドバイスをされて、
かえって悩むようになったり、
行動が止まったりした経験がある方は、
本当にアドバイスを受ける危険性を知ってほしいです。

私の行動が止まった経験。

ちなみに
もともと私は行動力がある方なので、
それなのに行動が止まったって
結構なことです(笑)

コーチング起業したての頃、
「コーチングをコーチングとして売るのは難しい」と言われたので、
「自己理解プログラムを作ろうと思います!」
と当時のコーチに話したところ、

「自己理解にお金を出す人いると思う?」
「私は出さないな」

と言われました。

実際に調べたら、
自己理解プログラムを売ってる会社さんだってあります。

また、「あなたに売るつもりではないけどな…」
と心の中で思いました(笑)

それでも自分軸がまだしっかりなかったので、
「自己理解にお金を出す人あまりいないのか」
と思い、諦めました。

さらには、
インスタ発信ってすごく自己理解にも繋がると気づいてから、
「インスタ発信のグループ講座をやりたいです!」
と話したところ、

「インスタを教えるだけではあまり高額にはできない」
と言われました。

インスタを教える高額プログラムは
たくさんあるかと思いますが…

意思が弱かった私は
「そうなんだ」と思い、
またもや諦めてしまいました。

先を行く方だからと、
アドバイスをまんまに受けていた結果、
私は行動が止まってしまい、
やりたいことも諦めていました。

でも、結局、コーチングは
自己理解プログラムとしてではなく
コーチングとして提供を続けてきましたし、

その方のサポートが終了後、
別のビジネスコーチをつけて、
インスタ発信のグループ講座も叶えられました。

アドバイスって本当にあくまでも主観であり、
かなりその人自身の事情が絡まった上での発言
になります。

聞き入れなければ良いだけと
思うかもしれませんが、
なかったことにするのは難しいもの。

従わなかったとしても、
何か付き纏い続けたりします。

だからアドバイスって危険なんです。

また、一つのやり方を提示することで
せっかくその方が本来持ってる発想力を
狭めてしまう可能性があります。

やり方なんてたくさんある。

例えば新しいコーヒー屋さんが
「広告は打たずに、
高めに値段設定にする」
と言った場合、
コンサルだったら止めるでしょう。

でもそれでも貫いて成功しているのが
スターバックスコーヒー。

一般的な成功法や当たり前ばかりを
押し付けていたら、
本当に革新的なアイデアは生まれない。

アドバイスは視野を狭める危険も大いにあります。

だから基本的にアドバイスをしないコーチングを
私は気に入っており、
自分もアドバイスをしないことを心がけています。

ちなみにコーチングでは、
「提案」というやり方はあります。

提案は受け取るかどうかはあなた次第、
やるかやらないかはあなた次第。

コーチ自身も、
どう受け取っても私はどちらでも大丈夫という
スタンスでするものです。

アドバイスだと、「◯◯した方だ良いと思う!」
と自分が信じてる考えを押し付けていますが、

提案は「◯◯というやり方もありますよ」
というものになります。

提案もやりすぎると視野を狭める
可能性があるので、
私はあまりしません。

講座やコンサルを受けて
なんだか言われたことがしっくり来ないなと
思ったら、

ぜひアドバイスをしないコーチングを
受けていただきたいと思います!

しっかり自分の考えを明確にしましょう!

自分軸がしっかりすれば、
自分に必要な情報とそうでない情報を判断して、
行動できるようになります。

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