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「未来」ではなく、「コーチング」を売りたい!

いきなり「コーチングを売りたい!」と言って、
商売っ気ムンムンに感じてしまうかもしれませんが、商売の話ではありません。

私が、当たり前とされている
マーケティング手法に違和感を感じていて
今後こんな風にコーチングを伝えていきたいというお話です。

起業塾やコーチングスクールで
コーチングビジネスにおいて、

「コーチング」を売るのではなく
コーチングで得られる「未来」を売れ

とよく言われるし、
頭ではとても理解できます。

コーチングを受けることによって
どんな未来を得られるのかがわからないのに、
お金を出しづらいことも
もちろん理解できます。

でもなんだかこの考えにモヤモヤして、
しっくりきていなかったんですよね…

なんでかやっとわかりました。

得たい「未来」は人それぞれだから

そして

そもそもどんな未来を得たいのかが
まずわかっていない人が多いから

得たい未来は人それぞれなのは
当たり前だから
その人が得たい未来を提供してくれる
サービスを受ければ良いじゃん〜

と思うと思います。
(うん、書いてて私も思う←)

でも後者がポイント!

そもそもどんな未来を得たいのか
わかっていない!

たとえばママ向けの起業塾だと、

「経験もスキルもないママでも
自宅で起業して月30万円稼げるようになって
子供に「おかえり!」と言ってあげれるようになる」

という未来を提示してるとします。

経験もスキルもないママや
子供に「おかえり」を言いたいママだったら
一見夢のような魅力的な未来ですね。

これに惹かれて入塾される方が多いと思いますが、

・そもそも自宅で働きたいのか
・起業したいのか
・30万円をどんな風に稼ぎたいのか
・本当に稼ぎたいのか
・どんな家庭で在りたいのか

目の前に提示された未来を
本当に自分は得たいのか?

ここが曖昧なまま、
選ばれることが多いかと思います。

結局、提示されている未来と
本来自分が得たい未来にギャップがあると、
講座などを受けていても行動ができなかったり、
心が離れていきます。

あと良くあるのが
講座が提示している未来を
実現できなかった時の「自分責め」。

講師や周りのせいにする方ももちろんいますが、
非常に残念だなと思うのは、
講座が提示していた未来を
実現できなかった自分が
ダメなんだと責めたり、
自信をなくしてしまうこと。

そもそも提示されていた未来は
自分が本当に欲しいものではなかったのかもしれない。

その未来を実現するためのやり方は
自分に合っていなかっただけなのかもしれない。

私がコーチングで得られる未来を
売りたくないのは、

コーチングの特性上、
得たいことはクライアントさんによって違い、
そもそも何を得たいのかをより明確にしていく
プロセスであるからです。

確かにコーチングってふわっとしていて
概念的なこともあって、
伝わりづらいところもあります。

だからこそ
コーチングは売りにくいとも言われています。

でも私は「こんな未来」というのを決めて
売り出したくない。

私はコーチングで
そもそもあなたはどんな未来を得たいのか
その未来を実現するためには
あなたならどうやって行動すれば良いのか

を一緒に考えていくので。

人に未来を提示してもらったり、
ちょっと良さそうな未来に
すぐに飛びつくのではなく、
自分で未来をしっかり描いていきましょう!

…ということで、決めました。

私、「未来」は売りません。
「コーチング」を売ります!

「売る」だけではなく
コーチングって本当に素晴らしいので、
広めたいですね。

そのために、
今後は堂々とコーチングの魅力について
熱く語っていきます!!
(頻度未定w)

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