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ありきたりの日常を覆す

気だるい。
程よい暑さで扇風機の風が気持ちよい午後。
寝るにはうってつけだな、と思っていたのに。
義弟に借りた本が面白すぎて止まらない。
目は眠いと訴えてるのに脳が興奮している。


独特の表現法に口元がほころぶ。
こんな言い回しがあったのかって。
思い浮かびそうで浮かばない。
すごいなー、悔しいなー。


塗り直された口紅がぬらぬらとてかっている

お探し物は図書室まで


ぬらぬら!?
わかるよ!どんなんか分かる。
わかるけど、そんな表現したことない。
テカテカとか、ありきたりなんしか思い浮かばん。


彼のこの笑顔が見たかった。おにぎりのお礼をしたかったんだ。だからがんばれたのかもしれないと気づいて、胸がきゅるっと甘く痛んだ

お探し物は図書室まで

甘酸っぱいー照れるー
きゅるっとってなに!?
キュンじゃないんや。
きゅるって。きゅるって。弾んでるよね。
恋心に発展しそうな弾み方してるよ。


まだ途中までしか読んでいないのだけど。
こういった「わたし」にしか書けない表現を
わたしも掴みたいって思ったら、これは
noteに書いておきたいと思ってしまった。

世に書き手はたくさんいるんだもんな。
そのぶん、表現の仕方も多種多様。
同じだったら面白くないもの。
わたしだったらどんなふうに?
それを考えながら日常を過ごすのは楽しいかもしれない。
ありきたりな表現は使わんルールで過ごしてみようか。
あっ。コレやったら深み増すかもわたし。

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