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着物の仕事って?

着物に興味を持ち、着物を着るようになると、着物の仕事がしたいな、と思う人も少なくはないはず。好きを仕事にできればいいですよね。
私も「着付けの仕事を副業にしたい!」とサラリーマン時代に考えましたが、結局サラリーマンを辞めてしまったので本業になりました。

着物の仕事、と一言で言ってもかなり広く、漠然としています。
どんなのがあるでしょうか。
大きく分けると、「作る」「売る」「着せる」「教える」の4つかなと思います。

「作る」…製造。企画、デザイン、織る、染める、仕立てるなど

「売る」…販売。小売、卸売。材料の販売、製品の販売、ネットショップの受注や発送業務。

「着せる」…着付け師。成人式や結婚式での着付け。レンタル着物店や写真スタジオでの着付け。

「教える」…着付け講師。個人や大手の着付け教室。

ざっくりなのでもちろんこれ以外にもあります。例えばお手入れ、イベントの企画、広報など。

着物の仕事がしたいなあと考えている方は、どんな着物の仕事がしたいですか?
京都は着物関係の会社が多いので、「着物」で求人を探すとたくさん出てきます。着物を人に着付けたいのか、商品としての着物に触れたいのか、着物を着て仕事をしたいのか。それでもだいぶ違いますね。
着物を普段着る仕事、となると上記の中だと着付け講師と販売でしょうか。意外と作る人は着物を着ていません。
一番ユーザーに近いのも着付け講師と販売ですね。

私が着付け講師になったのは、着物を全く着ない人にゼロから教えられるから。着物の楽しさを広めるには着る人を増やすのが一番!と思ったからです。
着付け講師以外にも、レンタル着物店での着付け、メーカーでの商品管理、商品撮影、モデルへの着付け・撮影、着物イベントの企画、商品企画・制作など着物に関する色々なことに関わっています。

先生と呼ばれるのは恥ずかしいので、肩書きを着付け講師ではなく「着物愛好家」くらいにしたいのですが、着付け講師というのはすんなり受け入れてもらいやすいので、今はそのままにしています。
ということで、肩書き募集中です。

栄里

ありがとうございます!サポートいただけると、美味しい京都の宇治茶をたくさん飲んでレポします。