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社内の懇親会に出るメリットを、あえて考えてみた

仕事、引越し、その他諸々により投稿が半年も空いてしまいました。

昨今その意味が問われる社内行事ですが、職場で「なんで懇親会開催しなきゃいけないんだろうね」なんて話になりそこそこ真面目に考えた結果の話です。

私何故か若手の頃から、宴会の席の幹事になることが多かったです。
職場の懇親会から友人の結婚式の2次会…など幅広く(笑)
ちなみに私は「社内の宴会超苦手人間」でした。正しくいえば今も得意じゃないです。
そんな私から見た会社の懇親会について、今日は少し話そうと思います。

1.だって、何しゃべったらいいかわかんない

数回しか話したことのない人と同じテーブルになり、何から話せばいいか、話してみたいことはあるけど嫌だったらどうしよう…とか。。。若手のうちはそんなことばっかり考えてました。参加しないのもアレだし、緊張ゆえに自分で自分を酒強いキャラにして、お酒を煽り、なんとか話し、帰りには記憶がないという失敗も、両手で数えきれないほどやっています。(こんなことやらなくてもいいんですよ本当は)

若手のうちは先輩・上司が「最近元気?」とか話を振ってくれていましたが、今ではそれをやる側になっていることでますます緊張しています(笑)
おそらくこれ皆さんも一度経験したことのある感情ではないでしょうか?
上記を踏まえてなお、私は「会社の懇親会に参加していいこともある」と思っています。

2.社内の飲み会は「もてなす」ものか?

会社の懇親会って、そもそもなんとなくハードル高いですよね。心のハードルの一つが「もてなさなくては」という意識から来るのかなと思っています。

採用面接で、学生さんから
「会社の飲み会って出なくちゃだめですか?」と聞かれたことが何回かあります。

私はもちろん強制はしないという回答をしますが、どうして気になるのか聞いたところ、
「会社の飲み会って、上司に媚を打ったり、お酌したりして接待みたくしなくてはならないイメージです」
と言っていました。(世の中の会社員の皆がそうではないと言えませんが)少なくとも関わった方々のほとんどが、そんなこと望んでいないのではないでしょうか。

上司や部下の一方がもてなすのではありません。
別にそれっぽいこと質問したり、えらいこと言わなくちゃいけないルールもありません。
相手を知る、自分を知らせる。
いつもよく見るあの部署で働く仲間はどんな人なのか?それを知るために、自分の2時間を投資して、タダで同じ志で仕事する人の話がきける知り合える。

そのくらいポジティブに、構えずに参加できると、もっと楽しくなるかななんて思います。

3.「知り合う」と自分が得をする

では、なぜ相手を知って自分を知らせなくてはいけないのか?
それが結果的に、自分の成長や生産性につながるからだと考えます。

どんな職場でも、他者とかかわらずに仕事を遂行することはほぼ不可能です。一緒に遂行するメンバーとの懇親の場が無くても、業務上の多くの疑問は解決でき、仕事はまわります。

しかし、懇親の場で生まれる会話は多くの場合
・業務での疑問解消に至らないが、なんとなく聞きたかったこと
・仕事でずっと気になっていたこと、ないし悩み
・業務遂行とは関係ないメンバーの一面(共通の趣味とか)
・業務を通し共通して感じた体験(あの時こうだったよね~)
上記のいずれかに含まれます。

そして、上記の情報を共有すると、
・業務遂行に必要なヒント(過去のノウハウや人間関係の攻略)
・「相談するほどではないが気になること」を聞ける窓口
を獲得することができます。

上記が実現できたとき、
職場で自分の意見を言い、聞いてもらえる
自分に何かあった時助けてもらえる
確率が、「上がる可能性がある」のではないでしょうか。

「飲み会に出たやつは評価される」なんて聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。そんなことはあり得ませんし、少なくとも私はそんな人事評価の下し方する人に会ったことはないです。
しかし、懇親の場で時間を共有した人に「親しみ・安心感を感じる」これは人間の心理としてあり得るのかもしれませんね。

恐怖や不安を感じることなく、誰もが自由に発言・行動できる状態を指す「心理的安全性」。 心理的安全性が担保されていると、メンバーは余計なストレスを感じずに仕事ができるため、自分の能力を最大限に発揮することができ、結果的に企業の生産性向上につながるとも言われています。

私からは以上です。
最初は、仕事だしな~めんどくさいな~。まあただ飯食えるしいいか。で、全然OKです(実際私がそうです)。ただ、その先にはメリットも多いんだ!と、頭ではわかっておくと、ちょっとだけ楽しくなるかななんて思います。

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