見出し画像

READYFORへの入社エントリ

2022年6月から、5年3ヶ月働いたMICINでの仕事は一区切りつけ、READYFORに仕事の軸足を移すことにしました。

今回は「WHY READYFOR?」について、記していきます。

なお、最終的にどの会社の内定を承諾するか、相当相当迷いました。
(ちゃんと7社くらい受けましたw)
記事にするとわりと端的ですが、その思考の過程は、あーでもないこーでもない、とループしてました。こんな2021年冬からの転職活動の話は、別途noteに書きたいと思います。

この記事を最初に読まれる方もいらっしゃると思うので、経歴について再掲です。(詳細は過去記事もご参照ください!)

1社目:2007〜2012 ヤンセンファーマ(製薬会社でMR/プロマネ(抗がん剤)/ KAM )
2社目:2012 電通イーマーケティングワン(デジタルマーケの会社だが、市場調査をしていた)
3社目:2013〜2015 日本精神神経学会事務局(医療系の学会で広報 / 学術総会運営 / 専門医制度設計 / 各種委員会運営 等)
4社目:2016~2017 スローガン(人材紹介会社で、学生のキャリア面談 / セミナー講師 / 中途事業の立ち上げ)
5社目:2017〜2022 MICIN(医療スタートアップの9人目社員。医療機関営業 / アライアンス / CX / 採用 /広報 / 政策渉外 / チームマネジメント等色々)
→ 2022.6〜 READYFOR

そもそもREADYFORでは何をやるのか?

READYFORに転職します、というと、医療から離れるのですね、と言われることもしばしば。ですが、READYFORでも医療領域に関わっていきます。
READYFORは、クラウドファンディングが創業時の事業、現在はその他にもいくつかの事業を推進しており、総じてMissionである「想いの乗ったお金の流れを増やす」を体現していく企業です。
私はクラウドファンディングをもっと医療や研究領域で活用していただけるよう、手法の存在を広げたり、具体的な活用方法のご提案をしたり。そんなお仕事をしていきます。

READYFORに出会ったきっかけ

2021年12月に開催されていた、病院マーケティングサミットというオンラインイベントをたまたま聴講していたのがきっかけです。このイベントに、医療領域におけるクラウドファンディング活用についてのセッションがあり、これはワクワクする気がする。と思って、その日のうちにWantedlyでぽちっと応募をしました。笑
(ちなみに、最後にめちゃめちゃ迷ったときは、医事業務という冊子のクラウドファンディング特集を読んで、直感的にこの領域で仕事をしてみたいなー、と思い、腹が決まった感じです)

READYFORを選んだ理由1:
医療×IT以外の領域で一度働いてみたくなった

転職活動開始時は、医療×IT領域の会社ばかり受けていました。
新規事業開発ができる会社とか、アーリーフェーズで自分の裁量発揮しやすそうな会社とか。まぁMICINでやってきたことからしてわかりやすい感じです。笑
なのですが、医療領域の課題とかその背景とか、そういったものを転職活動にあたり色々思い起こしていくと、IT活用以前の課題も結構大きいんだよな、という思いが強まりました。ITよりも人と金がボトルネックになっていることが多いなと。
人・金のボトルネックをITで解消するんだ、という話ももっともだと思いますし、それを実現するようなサービスが増えてほしいのは事実です。
ただ、なかなか現時点ではハードルが高いですし、逆に目先の2−3年、IT以外の観点で医療領域を支援する経験を積むのもありなのではないかと考えるに至りました。
下記の記事にも書いた課題感と重なりますが、皆保険・診療報酬制度がもたらす閉塞感を何とかできないか、と思い、クラウドファンディングという民間のお金を医療に投下していく取り組みをより普及させることに興味を抱きました。

READYFORを選んだ理由2:
病院現場の声と向き合いたかった

オンライン診療・オンライン服薬指導の立ち上げに関わったことで、クリニックさん、薬局さんとの関わりは深く、解像度も上がりました。
一方、今後医療×ITでなにか事業を作っていきたいという未来を見据えると、クリニック向けのシステム開発も勿論面白いと思うものの、理由は割愛しますが、病院という複雑な環境へのデジタル活用を考えていくのが個人的には興味深く、もっと病院の方々の色々な声を聞き、解像度を上げたいと感じるようになりました。
クラウドファンディングを実行する方は、医療領域だと病院の先生方も多く、実行支援を通じて、先生方の課題感や思いをリアルに掴んでいきたいと思います。

READYFORを選んだ理由3:
面談を通じて、シンプルに素敵な会社・事業だと思えた

●組織面
MICINよりも従業員規模が大きい会社なので、大きい規模なりのマイナスが大きくないか、とか、若い方が多い会社だけどカルチャー合うんだっけ?、とか、まぁ不安も大きかったわけです。
が、カジュアル面談〜オファー後の面談で9名の方々とお話し、仕事への価値観・進め方など、この方々となら違和感なく進められるんじゃないかと、腹落ちできました。
●Vision共感
「誰もがやりたいことを実現できる世の中を作る」というVisioinは、過去公益社団法人で働いていた経験からも、スローガンで働いていた経験からも、MICINでのマネジメント経験からも、首がもげそうなくらい縦に振りたいレベルで共感します。
クラウドファンディングを通じて、お金での支援は勿論、クラウドファンディングを実行する中で、組織の一体感が生まれたり、前向きな原動力が生み出されたり、知られることのなかった活動に目が向けられたり。
前向きに何かに取り組む人を増やせるって、とても素敵なことだなと思います。
●嫌いな「お金」との対峙
昔から金融業界って1ミリも関心を抱いたことがないくらい、お金への関心が薄く、どちらかというと、お金を主軸に置くようなところは漠然と忌み嫌っていました。なのですが、このクラウドファンディングという事業は、お金がある人のところにお金が集まる、という面白くなさと対角線上にあります。嫌いだった領域を好きになるいいチャンスかもしれないと。

こんな感じで、37歳にして、また新しい道に一歩踏み出すことにしました。
アラフォーになったら、条件面(年収・ロール・肩書等)を多少は重視して会社を選ぶのかなぁと思ってましたが、蓋を開けたらその観点では劣るところをスパッと選んでしまいました。w
まぁ、唯一自分からWantedlyでぽちっと応募した企業だったので、何かもともと感じるものがあったのかもしれません。

5年ちょっとぶりの転職ですが、医療領域においてクラウドファンディングの活用がごく当たり前になるよう、バリバリ動いていきたいと思います。

あと、引き続きですが、本業の1社だけで働くのではなく、副業も積極的に行っていきます。
一旦は古巣のMICINでの副業を中心に行いますが、他の医療×ITの企業さんでのお仕事や、クリニック・病院現場でのお仕事、NPOや公社のお仕事など、興味領域はたくさんあるので、本業と並行で、いろんなことにチャレンジしたいと思っています。手を貸してほしい、という案件があれば、お気軽にお声がけください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?