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医療領域で感じる9の課題と今後取り組みたいこと

2022年は「医療の業界にどういう価値を返したい(返せる)のか、具体化して行動に移す」が目標。
今時点で頭に浮かんでいる課題や、やりたいかも、ということを備忘的に書いてみようと思います。
備忘的=とりあえず書いとく、くらいのもので個人の課題意識なので、それ違うよね、という部分も多々あるかと思いますし、課題整理が全然MECEではない自覚はありまし、各課題へのアプローチは完全に未整理。しかも数も9つという中途半端さw
もろもろご容赦ください。

【課題1】症状や治療効果が可視化されないために、最適な医療にアクセスできないことも。(痛み/メンタル 等)
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 テクノロジーを活用すれば、客観的に見れないものも、多少は客観的に見れるようにできるのでは。こんな技術開発の展開をできるなら面白そう。

【課題2】個々の患者に対する課題解決の積み重ねや、医療機関単独での取り組みでは解決が難しい課題も多数。(医療のデータ活用/地域医療NW 等)
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 個別の課題解決よりは、抜本的な課題解決に寄与したい。1つの医療機関のみに貢献するよりは、もう少し広い単位での改善が図れるようなモデルケース作りに寄与したい。

【課題3】医療提供の質は全体的に高いが、それでも医療者の想いや目指すところは異なる。
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 素晴らしい・応援したいと思える医療者にもっとプラスの価値を提供したい。(裏を返せば・・というところです)日本の医療はベース皆保険なので、どのような方がどのような技術で患者に医療提供したとしても、医師へのレベニューは変わりづらい。医療制度がもっとこうなれば・・という思いもありつつ、その手前でもっとスモールにできることがありそう。

【課題4】薬剤師が発揮できる価値が医師・患者双方に十分に伝わっていず、持っているスキルの活用が不十分。
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 医療の世界で薬局薬剤師が活躍する場をもっと増やしたい。薬局が保険の窓口ならぬ医療の窓口になったら嬉しい。

【課題5】特に希少疾患の領域では、未だ診断に時間を要したり、専門医へのアクセスが悪かったりする課題がある。
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 診断がつかない/最善の治療にアクセスできない患者を減らしたい。これこそオンラインの価値では?と思いつつ、既存のオンライン診療はまだここに十分に寄与できていないように感じる。

【課題6】未だクラウドシステムの普及が十分ではなく、個別カスタマイズにより既存の運用をそのままデジタル化しようとしてうまくいかないこともしばしば。
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 既存の運用をゼロベースで再考・最適化し、クラウドサービスの活用がもっと医療業界で普及できるようにしたい。全部をデジタル化したらいいものでもないので、アナログとデジタルが融合するようなサービス提供がもっとできたら。

【課題7】予兆があっても十分な介入がない、職場環境・外部環境等の要因で、精神科疾患を罹患する患者は、医療の技術が進歩しても減らすことができていない。
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 産業衛生領域について、企業側の対応などでもっと介入できる余地があるのでは。精神科の受診患者を減らしたい。

【課題8】デジタル化するにしても医療提供の質を上げるにしても、今の医療業界は優秀な医師は多くいても、特に医療現場の方にビジネスサイドの優秀な人材がまだまだ少ない印象。(しかも職種的に多方面で不足)
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 何らかの方法で解決したいところ。
 - 副業できる優秀なビジネスマンを引っ張る
   - 既に病院で活躍されているビジネスサイドの方のナレッジをもっと波及できるようにする
   - 給与水準で勝てて正社員採用できるくらい、病院経営に利をもたらす

【課題9】医療のスタートアップ/ベンチャー同士の交流で相乗効果をもうちょっと出せるのではないか。
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 競合関係にある会社同士で争っているような市場規模ではないのにもめたり、手を組めばシナジーがあっても組まなかったり。。営利企業同士なので仕方がないのですが、もう少しいい座組作れないのかしら、と思います。

まだ解決策の見えないものが多々ではありますし、一つの会社・サービスでそれを解決するということでもないだろうなと思いつつ。
上記の課題に追加があったりもするでしょうが、一旦解決したいタイムラインや優先順位(自分の熱量?)を少し考えていこうかと思う昨今でした。


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