アルファポリスに投稿開始& Webコンテンツ大賞にエントリーしました

ブログ更新しなさすぎるってんで代わりにnoteをはじめたはずが、またもや放置していた杉浦ですこんにちは(時候の挨拶)。

さて、タイトルの件。

今回ひっさびさに、アルファポリスさんで小説を投稿することにしました。
といっても完全新作ではなく、3年も前に書いたやつですが。

『羅生門の鬼』という中編小説で、江戸吉原のお話です。

https://www.alphapolis.co.jp/novel/909084404/654633885(現在は終了)

羅生門河岸とは、吉原遊廓の東端に位置する、最下級の妓楼が並ぶ一帯のことです。
ここの女郎は、一般的にイメージする「遊廓=紅殻格子の内側に座って遊女が客を待つ」というものとは違い、戸口に立って直接客を引き、長屋にずらりと並んだ「局(つぼね)」と呼ばれる二畳ほどの小部屋で商売をしました。
https://www.dh-jac.net/db/nishikie/arcUP2690/portal/
立命館ARC内の浮世絵データベースに飛びます。ほんとは画像貼りたかったけど権利関係めんどくさいので断念……)

吉原では基本「昼のみか夜のみの片買い、もしくは昼夜通し」で、一度登楼したら営業終了時間まではいることができます(実際は遊女は複数の客を相手にする「廻し」を取るので、遊女を独り占めすることはできませんが)。
対する羅生門河岸は時間制で、一回が約十分、料金はだいたい千円くらいでした。
十分てのも短すぎますが、千円てのも安すぎですね。これだけでも劣悪な営業形態だったことがうかがえます。
そんな悲惨な羅生門河岸の実態を、そしてそこでもがく最下層の遊女たちの姿を、少しでもお届けできればと思い、執筆しました。

「カクヨム」近況ノートより

自作の説明を別のサイトから引用するという、手抜きにも程がありますが笑、まあこんな感じの話です。
華やかな吉原遊廓とは真逆の世界ですが、わりと気に入っている話なので、よろしければぜひ。


そもそも、どうしてアルファポリスさんに投稿する気になったのか。

実は本日、2022年5月29日は、Twitterに登録して10年目だそう(アクセスしたらTwitterくんにお祝いされました)。


古すぎて初つぶやきがさかのぼれないので、当時のブログを見てみたところ、アルファポリスのWebコンテンツ大賞にエントリーするために開設したことがわかりました。

・アルファポリスのWebコンテンツ大賞、そんなのに応募したなー。

・今ってどうなってるんだろ。見に行ってみよう。

・時代小説カテゴリーできてるやん。10年前はなかったもんなーいいなー投稿したかったなー

・あっちょうど時代小説大賞エントリー募集中やん。しかも今月いっぱいで締め切り?

・あらこんなところに(アルファでは)未発表の作品が……。

てな流れで、投稿&エントリーした具合です。
投稿サイトにアップするの、久々すぎて手が震えましたね……。
どんだけ新作書いてないのっていうね……。


そんなわけで、来月6月いっぱい、アルファポリスさんで連載していきますので、よろしくお願いいたします。



(実はもう完結してるので、手っ取り早く読んでやってもよくってよ、とおっしゃる方は、こちらからどうぞ)
 『羅生門の鬼』えあ草紙版

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