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アルファポリス版『羅生門の鬼』完結しました

先日から一日1話のペースで連載していた、アルファポリス版『羅生門の鬼』が完結しました。
お付き合いいただいた方、ありがとうございました!

https://www.alphapolis.co.jp/novel/909084404/654633885(現在は終了)

久々にWEB小説投稿サイトにアップしてみて、いろいろと気づきがありました。


・サブタイトルをつける

これまでは漢数字のみで章立てしてきましたが、WEB小説では不利だと気づきました。

というのも、自分が小説を読むスタイルとして、基本的に一気読みするタイプなので(しかもわざわざ縦書き変換してまで)、別に漢数字でもよかったんですよね。

でも実際WEB小説投稿サイトにアップしてみたら、これがなんともそっけない。
一話ごとにクリックしなければならない投稿サイトでは、大原則として「次の話に興味を持ってもらう」必要がある。そのためには、フックとなるサブタイトルが必要不可欠だと気づきました。

いやー、みなさんいろいろ工夫されてるんですね……。
ほんと自分は時代に取り残されてるな……と痛感しました。


・地の文と台詞の間に空行を入れるのはアリ

実際はやらなかったので、単なる「気付き」ですが。

以前から感じていましたが、やはり地の文と台詞の間に空行を入れると、格段に読みやすくなります。
特に横書きのWEB小説の場合は。

何度も繰り返しますが、自分は縦書きが好きなので青空文庫とかも必ず縦書き表示しますし、なんなら文章が多い個人サイトでも縦書き変換します(そういう神仕様を公開してくださってる方がいるんですよ!)。

なのでこれまで空行の必要性は感じなかったのですが、WEB小説ではやはりあったほうが読みやすいし、テンポよく読み進められる気がします。
特に会話のやり取りが多いタイプの作品に向いているなーという印象。

逆に私のは「地の文7=台詞3」というイビツな割合のため、空行入れてもあんまり変わらないと思い、今回は使いませんでしたが。


・一話あたりの文字数は2000~3000文字程度に収める

一昔前の個人サイト時代は、3000~4000文字程度が多かった気がするんですが、今だとちょっと長く感じられるかもしれないです。
実際読んでみて、ストレスなく進められるのが2000~3000文字の作品だったと思います。

自分のをあらためて読み返してみると、4000文字超えの話は「なげえ……」と感じましたよね。
今さら修正できないので、開き直ってそのままアップしましたが。


そんなわけで、いろいろ有意義な気づきもありましたが、WEB小説でいちばん大事なのは「作者が心から楽しんで、好きなものを好きなだけ書くこと」なのは今も昔も変わらないな、と感じた次第です。
作者さんが楽しんで書いてらっしゃる作品は、読んでるこちらもワクワクしますよね。

それでは、お付き合いいただき、ありがとうございました!
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