見出し画像

「なんか、もう無理・・・」という時の対処法

真面目で努力家な優等生、根性と体力勝負でこれまでなんとかやってきましたというタイプの方は、どんなに仕事でプロジェクトが重なっても、企画書を同時に3本書かなきゃいけなくても、あと3人で50件新規顧客を獲得しないと目標未達だという状況でも、「あきらめる」という選択肢がインプットされていないせいか、無理に無理を重ねてしまう傾向があります。

でもそんな戦士でなくても、「なんだか給湯室でのおしゃべりが私のことを言われている気がする」「今日一緒にランチする相手がいない」「仲良しだと思っていた同期が結婚退社すると知ってショック・・・」など、ちょっとしたことで心が折れそうになって「もう無理、会社にいたくない」と思うこと、ありませんか?

でも子供ではないので、衝動的に辞められるものでもないことはわかっているから苦しい。

そんな時に私だったらどうするか、の応急対処法を考察してみました。


①1日有休を取る

急に退職はできなくても、1日休むぐらいはなんとかなるもの。
思い切って平日に休みを取って、思いつく限りの好きなことをしてみる
ここでポイントなのはとにかく「外に出る」こと。
疲れがたまっているから家でゆっくり・・・というのでは気分が変わらないのであまり効果は見込めません。
ゆっくり休みたいなら、映画館に行く、プラネタリウムに行くなど「ゆったり座って大きな画面を眺める」とか、どこか展望台的な高い建物からぼんやり遠くを眺めるなど、「いつもと違う空間」に行くことがオススメです。

私の場合はいろいろ試した結果、グリーンシャワーが一番効果があることがわかったので、街には出掛けず、大きな公園とか車で1時間程度の距離で行ける近場の山や渓谷に行ってのんびり歩く(その後日帰り温泉があればベスト)、という休み方をするようにしていました。


頭上が抜けている場所の方が当然ですが解放感はありますが、自分が一番リラックスできる場所であることが優先です。

画像2

②仕事と関係のない友達に会う

学生時代の友達など、職場関係の人ではない友達と会って話してみることも効果的です。

具体的な状況がわかっていないからこそ「なんかわかんないけど大変そうだね」的な、深入りしすぎない労いがもらえたり、その友達の近況を聞いているうちに「あっちはあっちで大変そうだな、自分だけじゃないんだ」と思えるかもしれません。

人に自分の思っていることを話すだけでも、自分が一番何をしんどいと思っているのか、どうしたいと思っているのかなどが具体的になったり気持ちが軽くなったりするので「この人に聞いてもらいたい」と思える人と話すだけでも効果はあります

画像1

③「ここではないどこか」をシミュレーションしてみる

もう本当に無理だ、ここにはいたくない!と思ったら、いよいよ妄想タイムです。どんな場所だったら今よりハッピーになれるか、とことんシミュレーションしてみましょう。

どんな場所?立地は?職種は?どんな立場で?年収はどれぐらい?休みの過ごし方は?服装や髪型は?同僚にはどんな人がいる?

理想の職場を妄想したら、そこに転職することを実現するために必要なことって何だろう?と考えてみる。

こういう実績があると有利? あった方がいい経験や資格は?

どんな表情で、どんな風に面接に臨めれば「この人を採用したい」と思ってもらえるかな?

そんな風に考えると、「自分の幸せな未来のためにも周りに惑わされずに今できることをやろう」と前向きに考えられるかもしれません。

④時間軸を変えてみる

今はしんどくてもう無理だと思っているかもしれない。でも過去、やりがいを感じたり仕事が楽しかったり、こんな人と一緒に仕事ができて嬉しいと思っていたりした時期はありませんでしたか? その時は、何があったからそう感じられたのでしょうか。具体的に思い出してみることで、「何があると自分は仕事を楽しいと思えるのか」という条件が見えてくるかもしれません。

または、この先「もし」と想定して、2年後、3年後にすごくやりがいを感じながら充実した日々を過ごしている未来があるとしたら、何が実現すればよさそうでしょうか。

異動している、仲が良くない同僚と席が離れる、上司や組織が変わるなど、環境が変わりやすいのが会社員のメリットでもあります。

(私が会社員の頃も、「この上司の元で働くのキツイ」と思っていたチームも、「この上司最高!メンバーも最高!ずっとこのチームで働きたい!」と思っていたチームも、だいたい1年で組織変更や人事異動で状況が変わっていました)


⑤いっぱい寝る

疲れている時は思考がネガティブになりやすいもの。

休日、普段頑張っている自分をねぎらいながら、カーテンを閉めて目覚ましをかけずにしっかり寝てみる。

またはマッサージにいってゆっくりほぐしてもらう、エステにいくなど体の疲れを徹底的に解放するんです。

それでもネガティブな思考が排除できないようなら、①~④を試すというステップを踏んでみましょう。

画像3

「もう無理・・・」と思う時は無理をしない。

当たり前のことですが、自分に厳しい人ほど「頑張らない自分」を許すことができなかったりします。

でも長い目で見ると、少し休んで心と体の調子を整えることで、衝動的な行動をせずにすんだり、ミスを防げたりするもの。

特にメンタルの不調は本人の気付かないところで症状が進んでしまうことも。無理は絶対に禁物です。


誰かに話を聞いてほしい、という時はコーチを利用するという選択肢もあります。第三者を活用して心を整えることで、あなたが少しでも「また頑張るか~!」と思えるようなお手伝いができれば幸いです。


トラストコーチングスクール認定コーチ/マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

中原絵里子


↓コーチングのお申込み、お問い合わせは公式ホームページ・またはこちらから

↓アメブロも定期的に更新しています

↓トラストコーチングスクール公式ホームページはこちら

↓マザーズコーチングスクール公式ホームページはこちら




ぜひサポートをお願いいたします!あなたのサポートが自信と責任感につながります^^