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「うまく書けない」と落ち込む時は

先日、久しぶりにライターとして不甲斐ない、と落ち込むことがありました。

初めての取引先とのお仕事だったので、
張り切ってたくさん下調べしたり、
インプットしながらインタビューの流れを丁寧に考えたりしていたのですが、
その原稿にものすごい量の赤入れが入って戻ってきたのです。

ほぼ書き直し・・・というか書き直した方が早い・・・。

と白目をむきそうになりました。

初めてのお仕事の場合お互いに相手のことがまだわからないから、
できるだけ期待に背かないように頑張ろう、といつも以上に気合いを入れるのに、その結果がこれか。

私はライターとしてちゃんと書けてないということなのか。

・・・と、落ち込みそうになりましたが。

私は知っています。

こういう時、だいたい対象が大きくてあいまいになりがちなんです。

主語が大きすぎるとわかりにくくなるのと同じで、

落ち込んだり反省する対象が大きいと、どこをどうしていいかわからない。

そこで、「書けていない」と思うなら、「何が」と考えてみる。

今回の私の場合は、

・媒体のスタンスをわかっていなかった

・原稿納品の時のルールを知らなかった(出典元のURLや著書の頁数など細かくすべて記載する、とか)

というのが主な失敗の原因だったようです。

今回の媒体は読者から「この数字はどこから持ってきたのか」
「このエビデンスに確からしさはあるのか」といった問い合わせが入るケースもあり、

誰にどんなことを言われても版元が責任を持って答えられるようにする必要があるのだそうです。

だからインタビューで聞いたことだからと言って、あいまいな内容があるのはNG.

細かい確認が大量に入っていたのは、そうした「裏付けの確認」が必要だったからでした。

編集さんも気を遣って「取材は上手」「文章のわかりやすさは全く問題ない」とフォローしてくださったので、今回は文章力が問題だったわけではないようです。


もし文章力に課題を感じるのだとしたら、

・一文が長い?
・表現や構成がまわりくどい?
・修飾語が多すぎる?
・結論までが遠い?

など、「文章力が足りない」を分解してみると、次から何を気をつければいいのかわかりますよね。

あいまいに悩んだり落ち込んだりせず、細かくして対策を考えるのをオススメします。

~今日のまとめ~
不安になった時は、対象が大きすぎないか確認する。

#ライター #コーチング  

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