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心配性ライターの細かすぎるロンドン生活⑬~ロンドン初観劇!MJに行ってきました

ロンドンにいる間にやりたいことベスト5に入るのが、お芝居を観ること。
(実は高校時代、演劇部にいたことがあるんですよ)

でも英語のセリフが理解できる気がしないし、かといって日本で観たことがあるものをロンドンでもう一度っていうのもどうなのか・・・そもそもチケットの取り方もよくわからないし・・・。

ぐじぐじと尻込みしていたら、友人が誘ってくれたんです。
「MJ観に行かない?」
行く行く! 恥ずかしながらマイケルジャクソンのことはそんなに詳しくないけれど、機会があったら飛びつくのが流儀。

シアターウィークでいつもより安くチケットが買えるらしく、申し込みサイトのリンクを教えてもらって好きな席でいいから2席予約しておいて、と友人。

平日のマチネ(昼の部)だからそれほど混んでいないようで、選択肢がいっぱい残ってました。
でもそもそも1階の後ろの方と2階の真ん中だったらどっちが見えやすいの?っていうところからわかんない・・・。

こういう時は、日本人的発想で「真ん中ぐらいのお値段のところから検討する」作戦。
松竹梅でいう、竹ですな。

それで絞り込むと、なんと一番前や前から2列目の席もある。
2階の4,5列目くらいも取れそう。
どこがいいの・・・???
ええいままよ、思い切りミーハーに行くぜ!と前から2列目を取っちゃいました。

結果、正解でした!

MJは全39曲の歌とダンスがメイン。デンジャラスツアーのリハーサル中に、架空のマスメディアが密着取材に来たという設定で、ロングインタビューを通して彼の半生が語られるというストーリー。

なので舞台全体を見渡すのは少し見づらいけれど、ダンスの躍動感やバンドの演奏が直接体に響いてくる距離感。汗まで見える近さ。相撲でいう砂被り(知らんけど)。


この距離感ですよ


マイケル・ジャクソンの人となりに詳しくなくても、きっととても繊細で孤独な人だったんだろうな、家族からただ愛されたかった人なんだろうなということが伝わってきて。

その胸の空洞を埋めるためにも音楽にここまで打ち込んで、これだけ多くの人を揺さぶる音楽を作り上げた、天才でありプロフェッショナル。

そんな彼の周りの誰がBadで、何がThrillerだったのか。

それを追究するジャーナリスト、レイチェルがまたカッコよくて。
人気絶頂のキング・オブ・ポップス、マイケル・ジャクソンに対して臆することなく対等に質問を重ねていく姿に、私は同じインタビュアーとしてこんな風に聞けるだろうかと凝視してしまいました。

歌やダンスには国境なんてなくて、
やすやすと人を感動させるエネルギーがある。
だから簡単に人を魅了するし、取り込まれすぎるとMJみたいにすべてを捧げることになってしまうだろうな、と思いながら、まんまと魅了されてきました。
終わるころにはすっかりマイケル・ジャクソンファンに(単純)。


ロンドンにいる間に、いろんなお芝居を観たい!
バンバン感動したい!


MJは歌とダンスが中心なので、セリフはあまり多くないし、言っている内容がさっぱりわからなくても楽しめる。
だから英語に自信がない人にもオススメです!
砂被り席、迫力満点ですよ~。

#MJ #ロンドン  

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