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地球環境のためにファッションを楽しむ♪


エリックゼミ3期副ゼミ長の澤愛乃さんが副代表を務める学内サークルUN:LIMITEDがエシカルファッションショーを開催したので行ってきました。会場の表参道は土砂降りの雨でしたが、満員御礼の大盛況でした。エシカルに興味がある人には、ファッションという日常への落とし込み方の選択肢を、エシカルをあまり知らない人には、身近なファッションという入り口から、エシカルについて知ってもらうキッカケをそれぞれ伝えられたらというコンセプトだそうです。

エシカルとは?

さて、今回のテーマはエシカル・ファッション・ショーですが、そもそもエシカルって何でしょう?エシカルは、倫理的なという意味ですが、倫理とは社会生活で人の守るべき道理や人が行動する際、規範となるものとあります。ここで使われるエシカルは、さらにターゲットを絞り、人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノを購入し消費するという一連の流れを組む意味になります。

イベントの特徴

ちなみに今回のファッショショーは、ランウェイを歩くモデルをありがたく見学するようなものではなく、展示会のようなスタイルで、それぞれのブースに気軽に立ち寄りコミュニケーションしながら共感していくようなイメージです。今回は、8つの学生団体とブランドが出展しました。さあ、出展したブースを探検してみましょう。

不要な服や布に新しい息吹を吹き込む”carutena”

まず、入場すると最初に目に入るブースが、このcarutena。carutenaは、現代社会で問題となっている服の大量廃棄をなくすため、使わなくなった服や布から新しい製品を生み出し市場に再投入する団体です。ここでは着なくなったジーンズとバッグから作られたポシェットを見せていただきました。
https://www.carutena.com/

服を売らないブランド”energy closet”

energy closetの基本コンセプトは、”着なくなった服は引き継いでいく”。
「energy closet(エナクロ)」は、服を売らないアパレルブランド。このサービスでは古着を3着持ち込むことで、新たな古着を3着持ち帰ることができます。服をお気に入りで循環させるエシカルなモデルです。

廃棄物をファッションにしていくMGCloset

MGClosetは明治学院大学のファッションを通して環境問題や社会課題について考えるボランティア団体です。”廃棄物の命を吹き込む”をスローガンにエシカルなファションを楽しむ新たなムーブメントを起こすべくチャレンジしています。今回のイベントでは、気泡緩衝材をアレンジしゴミからファッションにトランスフォーメーションしています。

エシカルな様々な企画を生み出し続けるUN:LIMITED

グローバルな視点で社会課題解決に向けた活動青山学院大学公認の愛好会サークルUN:LIMITED。今回は2つのアイデアを展示しました。一つは”RIMAKI”。これは流行遅れになってしまったり、何か気に入らない服をリサイクルするもの。切り貼りしたり染め直したり。エシカルに服が生まれ変わります。

もう一つは、”Sea x Plastics x Clear”。今、社会課題となっているプラスチィックゴミをファッションとして生き返らせるというもの。今回は、ペットボトルをファッションの力で生き返らせクールなアクセサリーになりました。
https://unlimited-agu.amebaownd.com/

スラム街発のライフスタイルブランド”FEEMUE”

このブランドは視点が少し違います。製品の製作過程におりてスラムや少数民族出身の女性たちの経済的自立の支援を目的とした、職業訓練の場を提供すり過程で製造を行うブランドです。エシカルの環境の部分より人にフォーカスを当てたブランドです。
https://www.sikkha.or.th/ja/feemue-klongtoey-2/

海洋ゴミを製品化する”Ethos”

”Ethos”は、青学公認SHANTI SHANTI国際ボランティア愛好会のチームです。エシカルを学びながら海洋プラスチィックでアクセサリーを作っています。

MALIBU

海洋ゴミからアップサイクルされた再生ポリエステル原料を使用したサスティナブル素材ONE OCEANから生み出されたマリブシャツ。最終ゴールは、海からゴミをなくすことなのです。
https://malibushirtsjapan.com/

エシカルは意識の革命

今回の展示品を見て、皆さんはどう感じたでしょうか?確かに、いきなり環境問題が解決するわけではありません。しかし大学生が真剣に環境を考え、アクションを起こしている姿に僕は純粋に感動しました。SDGs、ESG、ジェンダー平等、社会課題はたくさん存在します。しかし、いずれの課題もアクションを起こし続けること以上の価値はないと信じています。今回のイベントをリードした澤さんがエリックゼミのメンバーであること、イベントに愛学生が何人も企画者側として頑張っていたこと、祝日の中、彼女を応援しようと駆けつけたエリックゼミ生に誇りを感じました。
 
Peace out,

Eric 


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