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10月読んだ本

考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

図書館。たまたま見つけたけど、面白かった。いつ始めても遅くはない、生まれてから死ぬまでの(体験)哲学。問いこそが思考を哲学的にする。「分からないこと」を大切にする。一見無駄話に見える対話によって人間関係は変わる、これ今の上司に教えてやりたいわ(^^)

土を編む日々

図書館。季節を巡って、日々の中の野菜の思い出。私も自分の野菜ごとの思い出を思い出してみたいなぁと思った。料理系の本にしては表現豊かだなぁと思ったら、出版社に勤めてた方なのか〜

こちらあみ子

図書館。なんでこの本読みたかったのか謎だけど、図書館にあったから読んでみた。どれも、生きるの下手な人の話を偏った視点から綴ってる話ばかりで、きらいじゃないけど胸が苦しくなる。あみ子、世界は広いのに視野が狭くて純粋すぎる思いが誰にも届いてないと思ってる。気づいてくれてる男の子は、でもあみ子がそれに気づくような子だったとしたら、興味を示してくれなかっただろうなとそれはそれで悲しくなる。どの話も、頭からっぽにして読んでたら意味不明でつまんないだろうなと思うけど、ちょっとした言い回しとか表現を拾うと考察しがいがある。

ストーリーが世界を滅ぼす――物語があなたの脳を操作する

図書館。人間は物語を浴びながら生きている。物語の語り手が世界を支配する。→これ、こないだ「こちらあみ子」読んだから丁度しっくりきた!タイミングよかった。物語は私たちが脳の化学反応を変えるために服用するものだ。

世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。

やさしく、時に切ない。「人と人はこれが最後の言葉だとは思わずにその人とは二度と出会えずに、それっきりになってしまう」「片思いってつらいねと言って冷たいベッドの上でそっと抱きあいました」「時計が必要ない人生ならそれで結構だと思いますよ。時計が必要な人は約束がある人なんです」

未来の食べもの大研究 「食」の歴史とこれからをさぐろう

図書館。子供向けだからどうかな?と思ったけど、丁寧で項目に分けて書かれていて、わかりやすかった、ふつうに文章も多いし。食の歴史から、これからの在り方、このままどうなっていくか。

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