見出し画像

47歳 恋に「落ちる」か「溺れる」か

私は現在47歳です。この”note”にいろいろと書き綴ることで、自分の今までのことを振り返ったり、自分と向き合ったりしています。

恋に「落ちる」人もいれば、「溺れる」人もいる。この差はなんなのだろう…と、最近思うのです。

私は恋をすると、相手のことで頭がいっぱいになってしまいます。仕事も勉強も趣味も…何もかもが手につかなくなり、暇さえあれば恋した相手のことばかり考えています。若い頃からずっとそうでした。

もちろん今はもう立派すぎるほどオトナの年代なので、最低限の義務は果たします。ですが、それ以外の時間はずっと恋した相手のことを考えています。完全に、恋に「溺れる」タイプです。

世の中には、誰かのことを好きになったとしても自分のペースを崩さない人がたくさんいます。友人たちも、恋をしながらちゃんと勉強して夢を叶えたり、自分のキャリアを優先して恋をセーブしたりしていました。もちろん、相手のことを考えて戸惑ったり悩んだりすることもありますが、自分の軸はしっかり保ったまま相手のことを好きでいられる人も多いです。少なくともそのように見えます。(自分がそうじゃないから、正直、実感としてわからないのです。)彼らや彼女たちは、恋に「落ちる」ことはあっても、ちゃんと「落ちた」場所から上がって来られるのかもしれません。

恋に「溺れる」タイプの人間は、文字通り「溺れ」てもがくことになるので、サラッと恋をすることができません。だから、なかなか一歩を踏み出せなかったり、踏み外してしまったりするのかなと思います。

47歳になってこんなことを書いている自分は恥ずかしい気もしますが、これが正直な今の自分。10代や20代のころ、40代の自分がこんな心境で生きているとは思いもしませんでした。

そう考えると、なんだか自分が可笑しくもあり、可愛くもあり…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?