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文章の書き方について思うこと

かねてからoutputが苦手。ドラマや読書など、inputのチャンスは多いが、それを表現する機会が普段の生活では少ない。また、仕事においても、表現する力をあまり必要としない業務をこなしている。

とはいえ、社会人たるもの、いつかは上司になるし、プレゼンや商談に向けて伝えるスキルは必ず必要になる。その内子どもに人生の大切なことを伝える事も出てくるだろう。そういう時に、伝えるのが下手だと色んな語弊や悲劇が生じる(もちろん、スキルを身に着けたと言って防げるものでもないが)。

何を考えているかは、言わないと伝わらない事の方が多い。飲み会も好きじゃないし、SNSもやらないので、コミュニケーションの練習場に欠ける感があり、少なくとも「伝える」という事にもう少し慣れたいと思ってnoteをやっている。  


「文章を書く」。これをどうトレーニングするのが良いのか?以下のマトリックスを作成して考えた。  

①質の良い文章を書く、納得のいく文章を書く
②質の低い文章を書く、スピード重視で書く  

A書きたい時に書く
B毎日書く  

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書くことについてのマトリックス

文章を書くことに慣れているかどうかで、やり方を変えた方が良い。

文章を書く事に慣れている人は、①「質の良い文章」を最初から意識して書けば良いが、慣れていない場合、文章を書き始めるまでのハードルがやたら高くなってしまう。

そこそこいいアイデアでも、自分が設けた「質の良い文章」という壁の前に、ことごとく砕け散ってしまうから。だから、文章を書くことを練習したい場合、こころの抵抗が少ない、②「質の低い文章」を書く方が良い。

小さな習慣の基本は、こんなに簡単でいいの?と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意志の力を使って実行するというものです。腕立て伏せを1回するのに、あるいはひとつかふたつのアイデアを思いつくのに、それほど強い意志は必要ありませんよね。

『小さな習慣』スティーヴン・ガイズ

また、言葉を一旦頭の中から出すことが重要。

コピーライターは、新人であろうが、ベテランであろうが、まずまとまった数の言葉の案を書き出していきます。

『説明は速さで決まる』中村圭

プロのコピーライターというと、ズバッとセンス抜群のコピーを次々に打ち出すアイデアマンのようなイメージがあるが、実は一旦アイデアを書き出す作業を挟んでいる。


次に書く頻度について。

A「書きたい時に書く」、これは情熱・感情を原動力として書く方法だ。このやり方で文章を書く時は、たいてい良い文章が書ける。しかし、いかんせん一時的な感情を文章に転化するため、コンスタントに文章を書き続けられない。だから、書くことを習慣化するために、B「毎日書く」のが良い(別に毎日じゃなくても良いが、区切りが良いので)。  

毎日書くと記事数が増えるのも良いこと。記事数が増えてくると文章がだんだん洗練されてきて、伝えることに慣れてくる。ただ、記事数が多い人のブログを見ると、洗練されてるけどなんか内容が薄いなと感じる事もあり、記事の質を長期的に高めていくためには、input(読書、体験)の量や、日々の考える習慣、観察力も大事。


とりあえず、②「質の低い文章」をB「毎日書く」ことで書く力の向上(洗練)、ひいてはoutput力の向上に繋げたいが、「毎日書く」は流石にキツそうなので(この記事書くだけで時間かなり使ってしまったし、inputの時間も減るし・・)書くのが習慣になる程度に書き続ける。例えば毎週末とか。樺沢紫苑氏のようなスーパーマンにはとてもなれない。(笑)

私が行っているアウトプットの一部を紹介しましょう。
・メルマガ、毎日発行 13年
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・毎日3時間以上の執筆 11年
・年2〜3回の出版 10年連続
・新作セミナー 毎月2回以上 9年連続

『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑

皆さんの持論も、是非教えて下さい。或いは、良い記事を紹介していただけるとうれしいです。

ありがとうございます!