自分の中に正反対な自分がいるときの考え方

四柱推命は、
「この世界でやりたいこと、叶えたいこと、
 そしてどんな自分で生きていきたいのか」

自分で選んできた特徴が分かります。
(統計学です)

例えば、


・学びを探求し続ける人生が送りたい
・自分のビジョンに賛同してくれる人たちとみんなで望みを叶えていく人生が送りたい
・自分の心が動いたものを熱意を持って伝えていく役割を担いたい
・自分の中にわいたものを表現することを楽しむ人生を送りたい

など、星の組み合わせは何十万通りとあり、
どんな人生を送りたいのかを”一人一人”が持っています。


そしてここで大事なことが、
自分のビジョンも、ありたい姿も、
”持っている星は一つではない”
ということです。

(持っている星の合計数は全員同じです)


例えば同じ星を複数持っている人の中でも、
偏りがある人から持っている星が全部違う人までさまざまです。
(逆に全部同じ人もいます)

このとき、自分の中にいろんな一面の自分がいて、
「どれが本当の自分なのか?」
分からなくなってしまい葛藤する傾向の一つが、
「正反対な星の組み合わせを持つ方」です。


正反対な星の組み合わせとは、例えばこちらです。

・一つのことを続けたい星と、好奇心を満たしてあれもこれもやりたい星

・ルールを守れる星と、ルールを破って突き抜けたい星

・決めたらすぐに行動できる星と、行動するまでにきっちり計画を立てて準備したい星

・安定を求める星と、不安定を楽しみたい星

・チームで働きたい星と、一人で働きたい星

・完璧主義な星と、縛られず本能のまま自由にやりたい星

などなど・・・
当てはまるなと感じた組み合わせはありましたか?

どの星を持っていても、
実は星を選んだのは「自分」と言われています。
なので、正反対の星をもつ人は、

「どちらの自分もいていい」人であり、
どちらの自分もこの世界でありたい自分
なのです。

ではここから、私の仕事での実体験をもとに
「正反対な自分が出てきたときの自分の扱い方」をご紹介します。

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①バランスを決める


例えば私は、
・ルールを守れる、守りたい星
・縛られず、本能のまま自由にやりたい星

を持っています。
特徴としては正反対ですね。


私は会社員経験がありますので、
ルールに関しては、「会社」という枠の中
自分を活かしていたことになります。


でも、私には
「本能のまま、自由にやりたい」
一面もあることから、そんな自分での人生のビジョンを叶えるため、副業で起業することでその自分の望みを叶えていました。


今は完全に会社員は手放しているので、
「今の私はどっちにどれだけ振り切りたいのか」
を決めていいし、そのバランスが変わっていっても良いのです。


そしてその自分にとってのいいバランスは、
私が会社員→会社員&副業(約3年)→会社員卒業
という過程を経たように、

やりながら調整され、見つかっていくものだと感じています。

その他にも、

まずはルール通りやってみて、アレンジしていく
家族といるときは自由な自分を満たし、
仕事の時はルールの中で最大限できることをする
・会社に所属しながらも枠を超えて働ける環境を探す

など、正解はありません。

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②決めつけを辞める


私がもつ正反対の星、二つ目は、
・個人主義の星と人と関わりたい星
です。

私は学生〜会社員時代、人間関係にかなり苦労しました。
当時の私は
 ・自分の意見が言えない
 ・断れない
ことが多かったので、

転職して環境が変わっても何度も
「高圧的な方と出会ってしまった」
ことで、メンタルクリニックに通い、
薬を飲んでいたこともあります。

だからこそ、
「私は人と働けないんだ」
「また同じことが起こったらどうしよう」

と感じていたことから、そのうち、


「一人で完結する仕事がじゃないとできない、怖い」


と感じるようになりました。

これは事実、
「個人主義の星」を持っているので間違いではないのですが、
実は私は「人と関わることで感じたいことがある星」も持っているので、
完全に「一人」に振り切ることで”人との関わりがなくなる”ことの怖さもあったのでした。

そんな私が働き方として選んだのは
「自分と同じ仕事をしている人がいない組織」
でした。


会社という組織の中にいることで
「人と関わること」を満たし、

「一人」を満たしたのは、
「部署の中での役割が私だけ」という状態でした。

このとき私は、星の特徴を表す
「個人主義、一人」と言ったキーワードが、
必ずしも「すべてが一人で完結すること」に
限らない
と気づくことができ、
星の活かし方に正解はない、答えは一つではないことを体感したのでした。

(自分の在り方が変わることで人と関わることの怖さもなくなっていますが、その話はまた別の機会に。)

人と関わりたいのはどんなときで、
どんな人と関わりたくて、
誰とどんな距離感で何を感じたいのか。


逆に、一人にこだわりたいことってどんなことなのか。どの範囲を一人で担いたいのか。

そこに星的な答えはなく、
他に持つ星の組み合わせや過去の経験を掛け合わせて、自分の内側から引き出していく必要があります。


だからこそ、星を通して自分を知った上で、


「私は今どうしたいのか」
「どこでどんな自分を出したいのか」
「どんな人たちと関わりたいのか」

そんな風に自分の内側と向き合う方法を知っていて、でもそんな自分になることに素直になれないとき、

それがなぜなのか、過去のどんな経験が自分が素直になることを阻んでいるのか、


自分の一面と向き合う強さも持っていることが、星を活かしていくためにも必須だと感じています。

自分のことが一言で言えなくてもいい。
今の自分はどうしたいのか、変わっていってもいい。
だけど、どんなの一面も向き合う強さがあって、
どんな自分も好きでいられる。


私自身がそんな風に生きられるようになったことで、「私にお願いしたい」とお仕事にも繋げていただけるようになり、

人生の幸せ度が格段に上がったからこそ、星を通して自分を知ることで人生の可能性が広がることを、私自身がまだまだ楽しんでいきたいと思います☺️

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