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あなたは、変わる事への不安と、変わらない事への不満。 どちらを選ぶ人か

2021年が明けて、もう1ヶ月が経ってしまったことに驚愕しながら、日曜日の朝、このnoteを書いている。隣では、0歳の息子が寝起きでウンウン唸る声が聞こえる。旦那さんはまだ寝ている。明日は会社の株主総会だ。来週は期限の遅れられない大事な仕事が目白押しだ。

・・・そんな私のちょっと貴重な日曜日。
年が明けてからも小忙しく、やっと1日まるっと予定が空いたので、これを機に、2020年妊娠・出産・CEOの就任という激動の変化を経て、今感じている「自分にとって大切なこと」を率直に綴っておきたいと思う。


人生で取り続けてきた「変える」という選択

2020年は非常に多くの変化があった。
会社の代表取締役になったり、第一子を出産したり、コロナという未曾有の事態がおき、働き方もガラッと変わった。全員フルリモートでの勤務となり、サービスの提供形態も全てオンラインシフト。一度も対面でお会いした事がない方の採用もどどっと増えた。
そしてありがたいことに会社も昨対比300%ほどで成長し、月商も1億円ほどの規模になった。


そんな変化の多かった2020年だが、自分のこれまでの人生を振り返ってみると、留学や上京、起業など、ライフイベント単位で大きく環境を変える決断を能動的にしていたり、26歳で起業してからも、サービスのピボットやリニューアル、リブランディングといった「変える」選択を多くしていることに気づいた。

今日はその「変化を起こす」ことの大切さについて話したい。


きっかけは、大前研一さんの言葉

私が「変化」に意識を向けるようになった背景には、大学生の時に出会った、大前研一さんの有名な言葉がある。

人間が変わる方法は三つしかない。

一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変らない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

大前研一(著)『時間とムダの科学』プレジデント社(2005)

この言葉に出会った時、当時の自分は衝撃を受けた。私は超がつくくらいの面倒臭がりやで、ぐうたらするのが大好き・現状維持大好き・頑張るのって辛いめんどくさい☆というタイプの人間だった。(今も基本面倒臭がりなのは変わらないが)

小学校〜中学校〜高校とそれなりに勉強ができた私はとりあえず関西の中で自分の偏差値でいける一番上の進学校を選び、それなりに学生生活を謳歌してきた。人並みに学び、人並みに遊び、皆と同じ行動を何となくする生活。しかし、ずっと心の中で「今のままじゃ何かダメな気がする」と、得体の知れないモヤモヤを抱えていた。そんな私が自分の枠を超えて変わる事に一念発起できたのは、この大前さんの言葉との出会いがきっかけだった。

この言葉を聞いてまず変えようと思ったのは、住む場所
私は当時大阪に住んでいたのだが、大学を休学してアメリカのサンフランシスコに留学することにした。そこで人生の転機が訪れる。時は2012年。名だたるスタートアップがどんどん生まれるITの聖地で、同世代の起業家やエンジニアが世界を変えるプロダクト作りに日々邁進している姿を見て、21歳の私は強烈に嫉妬した
「絶対私も同じ土俵に立ってやる!!!!」と思い立ち、気づけば帰国した後はデザインとプログラミングの勉強にのめり込んでいた。

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そこから、付き合う人もガラッと変えた。バイトやサークルの仲間と飲みまくる事はやめて、Twitterで見つけた「この人と喋りたい!」と思った人に、大阪から夜行バスに乗って東京まで何度も会いに行った。早稲田の起業家講座やtechcrunchにスタッフとして乗り込み、当時のけんすうさんや家入さんなど名だたる起業家の方々のお話をメモを取りながら一生懸命聞いた。

そんなことを続けていたら、1年前の自分とは別人になっていた



変わらない人は機会損失していることに気づいていない

私は、この時の経験から、自分が「変える」という決断をし、実際にアクションを起こせば、こんなにも多くのものを得ることができるのだと身を以て学んだ。

それからは、自分の仕事の中でも意識的に「変化を起こす」ことに重点を置くようになった。
何か課題が起こった時はその起こった事象のネガティブサイドを嘆くのではなく、変化・改善の機会だと捉え、やり方を抜本的に見直すようになった。現状もまあまあうまく行っていることでも、常にスクラップ&ビルド、小さく生んで大きく育てる姿勢で、サービスのピボットやリニューアルの高速PDCAを回してきた。

今は一見大丈夫に見えていること、現状維持のままでいいように見えていることが、世の中には沢山あると思う。
だが、変わらない・変化を起こせない人は、その時点で自分がどれだけ機会損失をしているかということに気づいていない。

人間変わらない方が楽。変わる事への不安と、変わらない事への不満はトレードオフ


人間は変わらない方が圧倒的に楽だ。
新しいライフスタイルを選んでしまったら、新しい自分に何が起きるかもわからないし、未経験の事はどう対処すればいいかもわからない。未来が見通しづらくなるし、不安も今の何倍にも増えるかもしれない。

つまり人は、色々と不満はあったとしても、『このままの私』でいることのほうが楽であり、安心なのだ。

心理学者のアドラーはこう言う。

あなたはご自分のことを、不幸な人間だとおっしゃる。いますぐ変わりたいとおっしゃる。別人に生まれ変わりたいとさえ、訴えている。にもかかわらず変われないでいるのは、なぜなのか?  
それはあなたがご自分のライフスタイルを変えないでおこうと、不断の決心をしているからなのです。

ライフスタイルを変えようとするとき、我々は大きな“勇気”を試されます。変わることで生まれる『不安』と、変わらないことでつきまとう『不満』。きっとあなたは後者を選択されたのでしょう。

ーー引用「嫌われる勇気」

変わる事への不安と、変わらない事への不満は、いつだってトレードオフだ。
変化にはリスクもつきまとうが、それ相応のリターンがある。そのリスクも取らずに、現状に不満を投げ続けるだけの人になっていたら、それはかなりの赤信号だ。


変化に適応できるものだけが生き残る

つい先日、SHEの役員陣で話していた時もちょうどこの話が出た。
このダーウィンの有名な言葉は、実は誤認であったという説もあるようだが、ビジネスの世界においてはあながち間違いじゃないと思うので、敢えて書く。

日々環境がコロコロ変わるスタートアップの中に身を置く自分にとって、現状維持は衰退だ。それは私のような立場の人だけでなく、これからの"正解はそれぞれの心が決め、一辺倒な正義も正解もないVUCA時代"において、全ての人に当てはまるテーマだと思う。刻一刻と変わる世界の状況の中で、自分の位置を確立するには、激動を乗りこなし、予想できない変化に、柔軟にしなやかに自分を適応させ、進化させていく人だ。

だからこそ、毎年「今年こそ」と決意を新たにしながら、昨年を振り返った時にあまり現状が変わっていない人は、少し注意が必要だ。何も失っていないように見えて、実は毎年、見えない大きな機会損失を繰り返しているかもしれない。

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人の人生のゴールは「死」。だからこそ、その過程でどれだけ自分の可能性に挑戦できるか

常々思っていることだが、人はみな必ず死ぬ。これだけはどんなに時代が変化しても揺るがない事実である。

こんなに毎日を必死で生き抜いている私たちも、人生のゴールは「死」一択なのである。

みんなが同じゴールを迎えるなら、私たちに残された選択肢は、そのゴールに向かう道すがらでどれだけ自身の人生を全うできるか。自分が思う納得できる生き様を体現できるか、でしかないと思う。

そう考えたら、その過程の中で最大限に自分の可能性に挑戦しないと、至極勿体無い。

私はこれからも「変える」という機会を自らに提供し続けることで、自分の人生のピークを更新し続けたい。自分史上最高にイケてる状態で100歳を迎えたい、と思っている。
従来の人生観だと、20~30代の若い時がピークで、「あの頃は良かったなぁ」と往年を振り返る構図が多かったと思うが、私の人生観は、歳を重ねるほど精神は最も成熟したイケてる状態に仕上がっていくので、人生のモチベーショングラフがずっと右肩上がりになる。

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自分が創り出した機会によって、自らがアップデートされ、そしてどんどん面白いニューゲームに挑戦できると思うと、今の失敗や悩みなんて全て自分の可能性を拡張させるための布石に思えてくる。

どうせ死ぬなら、世の中に自分の生きた爪痕を残して死にたい。

だから無謀だと思えることも、人生で一度はやってみたいと思うことは、必ず挑戦することにしている。
スタートアップとして上場を目指す事も、義務教育のアップデートもその一つだ。

あなたは、変わる事への不安と、変わらない事への不満。
どちらを選ぶ人か。


もし今、胸に手を当てて、何か変わる事を恐れて、怖気付いていることがあるのだとしたら。
もしくは現状に嘆くばかりで何も行動を起こせていないと思ったなら。
今すぐ時間か場所か人を変えてみよう。

現状維持は衰退だ。
現状に変化を起こし、困難を打開し続ける人にこそ、次のビッグチャンスはやってくる。

そう思いながら、私はこれからも会社に、社会に、自分に、変化を起こし続ける。

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このnoteは、Panasonicと開催する「 #自分にとって大切なこと 」投稿コンテストの参考作品として、主催者の依頼により書いたものです。#PR

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