Forest Chimneyという屋号について
2018年から使っている屋号「Forest Chimney」。
これまで、何の説明もせずに来てしまっているので、改めてお話させていただいてもいいでしょうか…(^^;
Forest Chimney
Forest Chimneyは、フォレスト チムニーと読みます。
森+えんとつ。
”森の煙突”と、捉えていただけると嬉しいです。
いや、なんていうか、この英語が正しいのかわからないんです(^^;(笑)
でも、chimney of the forest じゃあ、説明っぽくて嫌だったので、Forest Chimneyになりました(^^)
(英語に詳しい方がいらっしゃったら、そのあたりのこと教えていただけたら嬉しいです。本当のところを知っておきたいので(^^;)
なんで「森の煙突」?
それで、なんで「森の煙突」にしようと思ったかというと、
/
人里離れた森の中(=忙しない日々の生活とは離れたところ)で、
自立して暮らすおばあちゃん(優しい魔女っぽい)
の手仕事(暮らしに必要なものはなんでも手で作れる)を
ならえる家(もちろん煙突付き)
\
が作りたかったんです。
illustrated by Elsa Beskow
おばあちゃんが好き
私は、おばあちゃんが大好き。
自分の祖母も大好きですし、素敵なおばあちゃんを見かけると「わ~♥」ってなっちゃうくらい(笑)一度は話しかけてしまったこともありました(;^_^A
将来は素敵なおばあちゃんになることを夢見ています(私、何歳なんだ?!(笑))
祖母に子供のころ、キノコや山菜取り、畑仕事に連れて行ってもらった光景が私の自然好き、おばあちゃん好きにつながっているのだと思います。
「山菜は全部取ったらだめだよ。少しだけ残しておくの。」
「キノコのタネが落ちるように振りまいて帰るんだよ。」
日本でも有数の雪深い地域に住む祖母。
ゴールデンウィークのころにやっと解ける雪の中に、ちらほらと見えるふきのとう。
夏には花々が輝くばかりに咲き誇って、神社の階段の下に流れる雪解け水にはサワガニがサワサワ。田んぼには黄色、水色、黄緑色などのイトトンボ。稲の葉が美しくゆれて…。
秋には山に入り、おばあちゃんに教えられながら採るキノコとポケットいっぱいのアケビ。
もちろん、それらは全て、冬の過酷な雪がもたらしているもの。私は何の苦労も知らない子供でした。
それでも、美しい光景は今も私の心をつかんで離しません。
illustrated by Elsa Beskow
祖母は決してたくさんのことを語るのではないけれど、自然についてよく知っていて、自然の法則に則った暮らしをしていて。私は祖母を尊敬しています。
そしてまた幸運にも、大人になってからもそのような方々に出会いました。
夫の転勤で行った広島では、ご近所でお味噌を沢山作っているご婦人(おばあちゃんと言ったら失礼(^^;)に出会いました。
その方は、ご自分で家の裏に有機農法で稲作もされていて、家の周りにはたくさんの薪が本当に綺麗に整然と並んでいました。
納屋で大量の麹を作るところから始まる味噌づくりを手伝わせていただいて、色々なお話を伺うことが出来ました。
そんな中で、印象的だったのは、
「他の人には言わないの。あなただから言うのよ。」と前置きをして教えてくださったこと。
ごくシンプルだけども、自然は太陽、月、地球の力が支えているというようなお話で。(詳細はヒミツ♡)
手芸の先生をやられていたというその方もまた、私のなりたい将来像によいものを与えてくださいました。
他にもたくさん好きな人がいるのですが、今日はこのあたりにして…(^^)
自然のリズムに乗る手仕事が出来る場所を作りたい
「Forest Chimney」という名前には、そんな風に、自然に逆らわず、自然の法則をむしろ活かして、リズムに乗って生きるような、そんな場所を作りたいという想いが込められています。
もちろん、私はまだそんな素敵なおばあちゃんには程遠いのですが、憧れがある分、その周辺の知識、技術に興味があります。
麦わら手仕事は、その中の一つの手仕事で、特に幾何学という数学的=宇宙的要素の強いものです。(かなり魔女っぽい(笑)いい魔女ですよ!(^^)/)
私も特に魅かれる部分が多く、皆さんにも作り方をシェアして楽しんでいただきたいという想いが強いものだったことから、「麦わら手仕事教室」を開講するに至っています。
なので、「Forest Chimney」には、将来的にはもっと他の手仕事も追加していきたいなという想いと、自然に対する深みのある理解が出来ていけたらなという想いがあります。
今はまだ、麦わら手仕事に注力します(^^)まだまだ深いですからね(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
\Forest Chimney/を今後ともよろしくお願いいたします(^^)/
◎お知らせ◎
トップ画像の麦藁帽子を制作しました。麦わら帽子は、ほぼ未使用品を買い取って私が装飾を施すという「アップサイクル」品です。そのため、すべて一点ものですので、もしお好きでしたらお早めにどうぞ(^^)/
この記事が参加している募集
あたたかいお気持ち、とても嬉しいです。活動の原動力(珈琲や自分のメンテナンス)にさせていただきます! ※麦藁の普及については、一旦「BASE」にて各種麦藁を取り揃えましたので、活動終了としました。今後はSeedingSchoolの各教室にて育て、普及することを目指します。