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食事で一番大切なものは、栄養素ではないわけ

こんにちは、日本栄養検定協会代表で料理家でもある松崎恵理です。

ダイエット、美容、生活習慣病予防、認知症予防、フレイル予防。。。世の中には、いろんな目的別に〇〇を食べよう!!という情報があふれています。その食材は、日常的な食材からスーパーフードまでさまざまです。

みなさんもネットの記事やTV、週刊誌などの情報で、なるほどなるほど。。〇〇予防にこれ食べておこう。。。って思ったことがある人も多いと思います。でもその食材は必ずしも好きなものじゃない、とか、美味しくないんだよねぇ。。。ってことありませんか?そしてダイエットのため、あるいは健康のために頑張って食べる!ということはありませんか。

質問です。その頑張って食べるというのは、いつまで続ければよいのでしょうか?

えええーー!ずっとこれ食べるのはキツイ。。。なんてことないですか?
たまには大好きな美味しいごはんを思いっきり食べたい!!って思いませんか。私ならあっという間に降参してしまいます。

やっぱりごはんは美味しくなくっちゃ!ですよね。

以前、某ホテルの料飲部門のトップの方が言われていたことが、耳にこびりついています。
「少し前、体調崩して入院していたんですけどね、ひどい食事でしたよ。まずくて半分も食べられなかった。半分も食べられないような食事で栄養価計算する意味ってあるんですかね?」

食事で一番大切なのは、なんと言っても美味しさです。美味しくないと続かない、ということもあります。でもそれだけじゃなく、美味しいって心の栄養にもなると思うんです。

「あー美味しいなー!」というのは、誰しも幸せになりますよね。美味しい食事を楽しく食べる。それは、美味しさと一緒に食べる人とのつながりの楽しさもあるわけで。(私自身は、一人で食べる時でも美味しいーー!と満足してますが)満ち足りた気持ちは一番大切なものだと思うのです。栄養はその次。まずは、美味しい食事を楽しく食べる!

こういう仕事をしていると、ほんの少しの食事とサプリメントのような極端な食事をしている人の話を耳にすることがあります。なんだかもったいないなあ、と思ってしまう。だって一生の間に食べることのできる食事の回数って限られてますよね。食いしん坊の私は、美味しく、楽しく食べることを1回だって無駄にしたくない、と思ってしまう。(笑)

それはわかりますけどね、でも、病気にはなりたくないし、ダイエットだってしたい、という声も聞こえてきそうです。

そうなんですよね。だからこそ、健康的であることと、美味しいことを同じ食事で実現することって大事だと思ってます。料理を作る人がそんな食事を作ることができたらいいのにーー!って思ってます。

なので、まずは料理作る人が栄養価計算できるようになったらいいな、なんて妄想してます。
賛同してくれる人いましたら、ご連絡お待ちしてます(笑)


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