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今日の格言は…ウィリアム・シェイクスピア

『価値なき仕事に目をつけねばならぬ』
ー新渡戸稲造(自警録)

価値なき→プライスレス
金銭には換算できないほど貴重で尊いこと、という意味であり、無価値ではない。

看護師をしていた母、
今は引退して一人暮らしを謳歌している。

年末の夜中隣人から突然の電話。
駆けつけると、そこのご主人に脳梗塞の症状。
病院へ連れていき、大事には至らなかったものの呂律が回りにくい状態。

それ以来、
時々電話がかかってきては頼られている。

いつ電話がかかってくるか分からないから
母は少しストレスのようだった。

だって、奥様もいらっしゃって、
自分たちで解決できそうな細かい事まで頼られてしまうから。
(例えば、バスタオルがないとか…)
まさに高齢者を高齢者が看るという問題。

幸い、母は元気な高齢者の入り口。
車の運転もできて、元看護師。

でも、変な人だったら頼られない。

隣人との距離と、ストレスとバランスをとることは難しい。

見兼ねた老人会の会長も状況を把握し、対策を練っている。

母ともう一度確認した。
・変な人だったら頼られない。
・元看護師
・運転ができる
・自分のことでは悩みがない

今は暮らしが一変したようで混乱するかもしれないが、自分がどれだけ恵まれているかということに目を向けるように。
他人に尽くし、地域の発展にもつながる行動は
最極のプライスレスだという事。

私はそんな母を誇りに思う。

100年後くらいに、
母が尽くした地域に母の名前が使われるかもしれないよ!
それか、母の名前のついた病棟ができるかもね。

と笑いながら話した。

365日のワンダー
ブラウン先生の格言ノート
1月24日
To thine own self be true.
(自分自身に誠実であれ)
ウィリアム・シェイクスピア


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