【映画の感想】THE BATMAN－ザ・バットマン

昨日映画館で観てきた。
暗くて社会派、しかもジョーカー超えとか書いてるレビューもあったりで、すーごい期待して観に行ってきた。

結果は…うーん良いとも悪いとも言えず、まあまあだった。

良かった点をまとめるとこんな感じ。
・終始ダークな感じで世界観とか雰囲気とかかっこよかった。
・キャストがいい感じ、パティンソンがかっこいい！
・今回のバットマンはカート・コバーンを意識しているってのがすごく良かったと思う。合ってたと思う。ちゃんと劇中ニルヴァーナかかるのもよかった。

ストーリーはわりと謎解きメインで進んでいく。
ミステリー的な。
でも、私はあんましその辺については今回はしっくり来なかったなぁ。
これってこういうことかな？それともこういうことなのかな？みたいなそういうワクワク感はあんまりなかった…
そして、バットマン×謎解きっていうのが相性良くない気がした。
静止して暗号をのぞき込むバットマン、よりコスプレ感が際立つ気がして…
ミステリー要素を取り込んだ点に関して思ったのはこんな感じ。
でもかといって、アクションとかがめちゃめちゃすごい！ということもなくて、時間長いのもあるし、ちょっとだけ途中退屈に感じてしまった。
あと、ジョーカー観たときに感じたような衝撃はなかった。

敵のリドラーの社会に対する怒り・恨みとかの部分があんまりガツンと伝わってこなかった。生い立ちもあるし賢いけどパワーがあるわけでもないからバットマンとバチバチやりあうようなキャラじゃなかったってのもあるのかな。
バットマンの苦悩にもあんまり共感できなかったな～。
リドラーも言ってたけど、いやいや孤児って言ってもね～お金・遺産はたんまりあるんだしなんとかなるじゃん？大丈夫だって～と、庶民の私は思ってしまいました。

たぶん今回はちょっと過剰に期待しすぎちゃったのかもなぁ。
…でも全然面白かったし、キャストは皆ぴったりだと思ったし、良い映画と思う！続編に期待！