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40代後半の転職活動〜書類通過から面接へ

ハローワークにて見つけた社労士事務所と会計事務所の求人に2つ応募していました。

とはいえ40代後半で完全未経験。
書類落ちするだろうと思っていたら書類選考に通りました!

そんなわけで、面接へ。


大企業の場合は面接対策をした方がいいと思いますが、私が受けるのは小さな会社。

取り繕いすぎた状態で採用されても、ミスマッチだった!となるとお互いに困るので、質問には素直に答えていこうと面接対策はあまりしていません。

とはいえ、書類作成するまでに自分の強み弱み、今まで何をしてきたかは書いて言葉にしていたので丸腰ではありません。
もちろん志望動機も考えて履歴書には書いてました。

自己理解、今後のキャリアについてどう考えているのかという部分が転職活動において重要な割合を占めているかと感じました。

書類選考が通った理由

履歴書に記載した職歴は2社。
途中、主婦時代が14年あるのでそこが悩み。(その間も数年ほど掃除のパートはしていたけど書いていない)

①主婦、育児もキャリア空白期間ではない

職務経歴書のはじめに【経歴概要】として専業主婦時代にやったPTAについて
「幼稚園クラス役員やPTA委員会の委員長として各種連絡、手紙作成、行事進行などを担当していました」とだけ書きました。 

サラッと書いたところが2社ともに評価されたのが意外だったので驚きました。

このような一般的に面倒だと思われることを経験しているというところが評価ポイントだったそうです。


仕事をしていなかった期間もポータブルスキルと呼ばれるどんな仕事をしていても使えるスキルというものが鍛えられていないかを考えると他にも仕事にアピールできることは出てくるかも。


②転職しにいくと言われる公務員経験

警察官をやっていたのですが、各種トラブル対応経験があるという点が興味をひいたポイントでした。
「様々な方と接することで相手に寄り添うことやコミュニケーションの大切さを学んだ」とも書いておきました。

クライアントにも様々な人がおり、全ての人が法令をちゃんと遵守しているわけではないことは言わなくてもわかりますよね?と言ってたような?

基本的にはほぼ雑談向けな経験だけど、考え方によっては他の仕事に転用できるんですね。
直接やった仕事の経験から何を得たかを考えることが必要だなとわかりました。



③継続的に学んでいる点

今年3月に日商簿記2級を取得したことも評価ポイントでした。

どんな仕事でも初心者からスタートするのは同じで、そこからいかに学んでいくかが重要。

新しいことを覚えてちゃんとやっていける人なのかどうか?という点で、簿記2級の知識そのものよりも、仕事をしながらも勉強してきたという点を評価していただきました。

やる気、意欲がない中高年だったらいらないですよね。


④自分を営業する

キャリアの棚卸しをして、どんなスキルがあるのか言葉にして書類にかいたことで面接につながりました。

「自分には特別なものはない」と思っていたけれど、それでは書類は通らないので、どのように書けば会ってもらえるかなと考えて自分を営業していくことは大切ですね。

つまらないものですが…
と言われるより、
これ美味しかったから食べてみて!
と言われる方がいいですもんね。

面接当日

スーツを着て身だしなみは整えていきました。

5月中旬。
上着を脱ぐかどうか微妙な時期。
暑さと緊張で背中の汗と脇汗がとまらない!
上着を脱ぐことができませんでした(笑)
まさかこんなことになるとは準備不足😂

社労士事務所編

面接の前の所長の説明
・多くの人がキラキラした夢を持ってやってくるけれど、現実は地味で細かく大変な仕事である。

・大企業はコンプライアンスを守っているが、中小零細企業では黒に近いグレーで運営しているところも多々あり、そのような企業の労務関係の仕事が多い。

・年金関係の手続きもあり、ミスしてもわかるのが何十年後…ということもあるので、きちんと細かく処理をしていける人がほしい

簿記自体は仕事で使わないね!でも中小企業の経営者と付き合う上では絶対にあった方がいい知識だよ!とハッキリ言ってもらいました。


仕事が細かく大変であるという点を正直にお話しされているので、こちらも正直に思っていることを話しました。

そもそも実務経験はなく、真っさらに近い状態であり、それでもやる気があればやっていけるのか?という点と、一緒に働く人との相性があると思うので、そこが1番心配だと伝えました。

採用されたとしたら仕事を教えてくれる予定の女性社員を呼んできてくれて2人で話す機会をくれました。

面接は事務所が一方的に選ぶだけではなく、じゅいさんも選ぶ場なので、お互いに納得のいく形にしたいと言っていたのできちんとした会社でした。

「社労士事務所経験者優遇」と謳っていたので、
他に経験者が受けているとかなり不利。
あと適性検査も受けたので適性がなかったら仕方ないですね。

会計事務所編

面接は所長と仕事を教えてくれる予定の女性の2名でした。所長は税理士で会計士で不動産鑑定士をやっているそう。

こちらでは私に対して聞きたい点を細かく紙に打ち出しており、自己PRして!とか、強み弱みを教えて!とかよくある普通の面接風でした。

未経験者の私にどんなことをやるかをざっと説明し、採用されたとしたら仕事を覚えてもらい、いずれ企業の担当として1年間丸ごと担当企業に深く関わってもらうと言っていました。

簿記は専門学校で学んだのかと聞かれ、仕事をしながらで時間がないのでスマホのアプリで学びましたと言ったらめちゃくちゃ驚いてました。


どんな会社に入っても独自のやり方があるので、仕事は実際やってみないとわからないというのが正直なところ。

苦手分野でない限りは何とか必死に覚えたらいけるのかな?なんて甘いかも?

私が重要視しているのは一緒に働く人。
1日のうち8時間という時間を一緒に過ごすというのは大きいことです。

他人の性格なんて変えられない。
とんでもない人がいないことを祈るのみ。

直感で違和感を感じたらダメだなと思ってましたが、どちらの事務所も雰囲気は良さそうでした。
仕事を一緒にやるとまた関係が変わるのは仕方ないですね。

あとは結果待ちです。

これは相性とタイミングがあるのでどうなることかわかりません。
やってみてわかることがあるので、まだまだ求人を見つけて活動してみます。

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