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風味堂の曲とフィリピン留学

風味堂の”愛してる”という曲をご存知だろうか。
”恋の終わりは人を人を優しくする
悲しいけれどほんとなんだ
君がサヨナラ言った二人最後の夜
初めて君からその身を寄せてきたんだ”
という出だしで始まる。
この歌詞は基本的な終わりに対して的を得てる気がする。
あした髪の毛を切る日に限って
”あれ??この髪型こんなによかったっけ??”
となったことないですか?
退職する時も嫌だった毎日が残り数日になると、なんて私はいい環境に恵まれていたんだろうと思っていた。
私が退職する日の夜、職場で社員旅行があった。
高級旅館を貸し切って数百人が病院の金で好きなことし放題の
年1回の大きい行事だった。
私が最後だと知り色んな部署から絡んでいただき、こんなにもみんなフレンドリーに関わってくれる人がいたのかと目の当たりにし
少しこの病院を去ってよかったのか?と疑問に思うほどいい人たちだった。

それから、1ヶ月セレブニートを楽しんだ。
毎日飲んだくれ、やりたかった事を日々やり、
あっという間にフィリピンに行く前日になった。
もちろんその間に英語を勉強するわけもなく、
ま、行けばなんとかなるっしょ精神だった。
おそらく周りからは遊びに行くと思われるほどだったし、
そして、自分も厳しいとはいえそんな厳しくないやろう。
と思っていた。

そして渡航当日この時26歳にして海外初長期滞在。
初一人飛行機
フィリピンのセブ島までは確か5時間だったかな?
リラックスなんて言葉が頭から抜け落ちて喉はカラッカラ、
トイレにも行くのを忘れるほど緊張していた
セブ島に着いたのは夜だった。
そこから壮絶な1ヶ月半が始まる事を
その時の私は知らない。
これが人生で一番過酷な1ヶ月半になる事を。。。


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