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休職中日記#4「眠れなかった日の、ちょっといい朝ごはん」

今を大切に生きるには、
目先の楽しみをこまめに用意することだ。

うっかり遠い未来を見過ぎて、
”不安” や ”死にたみ”が襲ってくる前に、

即席でもいい、小さな幸せの盾を作るのだ。( By 私)



昨日は、やけによく動けた1日だった。
日ごとの気分変動でブレブレな私の、いい方のパターンの日。

何ができたって?
語ると長くなるので3行で。


1,某スキルシェアサイトにて「愚痴聞き」サービスの提供者になる。
 (その後、幸運にも1件依頼が入り、25分間で約1,000円の報酬GET)

2,放置気味の会員制ジムに、「お風呂だけ、お風呂だけだから…」と自分を騙し、結果2キロのウォーキングをさせることに成功。

3,noteの毎日更新を継続(23:00ギリギリセーフ)。


で、このままシンプルに「偉い!」と自分を褒めて
そのまま気持ちよく眠りにつく予定だったのだけど、
寝ようにも、なかなかどうして、眠れない。

休職する前によく感じていた、
アドレナリンが身体に残ったまま布団に入る
ハラハラ、サワサワ、ドキドキした感覚。

妙な違和感との久々の再会。

あの頃は、この感覚が毎日あって、
(明日も仕事なのに眠れない…どうした自分、アワワ…)
と焦っていたことを覚えてる。


ただ、幸運なことに、仕事をしていた頃と違うのは。

今は、翌朝に待ち受けるアポイントやら、
迫りくる資料作成の〆切りやら、
そういう自分を待ち受ける何かが、なーんにもない、ということだ。

つまり、寝ない!と決めこめば、いつまで起きていようがノーダメージ。
不安や死にたみさえ襲って来なければ、
夜更かしは、深夜ハイ・無敵状態の延長し放題!なボーナスイベントなのだ。
(お医者さん先生には、毎日規則正しい生活だなんだと言われているが、そんなことは知らない。「ストレスを感じない」が私の正義だ)

ネトフリのドラマを見ながら、ハーブティーをすする。
こたつで少しウトウトする。
猫に起こされる。小腹が空く。
アイスを片手にネトフリに戻る。またウトウトする。

そんな非生産的な夜を跨いだら、
いつの間にか、空がぼんやりと白んでいた。

最近のスマホカメラは肉眼でみるよりもドラマチックに見えますね。ラッキー。

動き過ぎた翌日は、気だるく、うつ気味になる兆候がある自分。

翌朝に襲ってきそうなお馴染みの”死にたみ”予防のために、突如
「ちょっといい朝ごはん」作戦を決行。

方法は簡単。
お米を炊飯器にセットして、
好きなおかずを想像しながら、眠るだけ。

これが、効果テキメンだった。

結局眠りについたのは8時。
お昼過ぎ、ご飯の炊けるムッとしたにおいで目が覚める。

のっそりと起きたままの回らない頭で、
思いつくままの具を放り込み、名前のないみそ汁を作る。

冷蔵庫にあるおかずをありったけ、取り出す。

納豆も、あえてわざわざパックからお皿にあける。

窓を開けて、好きな音楽をかけて、
今日も日を浴びてまどろむ猫を眺めながら、「いただきます」。

主役は、ふるさと納税で想定外にたくさん届いた明太子。冷凍庫に眠っていたものを発掘。


柄にもなく、ご飯をもう一杯おかわりした。
お腹いっぱい。太るかな。


眠れない1日も、イレギュラーなイベントと思って楽しめば、
それはそれで、いいものだ。

これからも、この「小さな楽しみ作戦」は
危うい自分を上手く操るコツとして、人生の教訓にしたい。

というか、これが「今を生きる」の本質だったり、するのかもなぁ。

彼女は今日も通常営業。日に当たると溶けて伸びるタイプの猫。




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