くつした

ほぼ日記帳 / のんびり散歩するのが至福のひととき

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最近の記事

私は私でがんばるから、あなたも頑張って

1年経つ度に、仲のいい人と距離ができる気がするのは、単なる気のせいなのかな。 寂しくないって言うと嘘になる。でも不思議と、その距離が私には心地よくて。このままの距離感を保ち続けられたらいいなと思う。 ◇ 私はたぶん、同世代の友達より遊んでない。 休みの日に友達と買い物に行ったり、ご飯を食べたり、旅行したり。連絡を頻繁にするわけでも、SNSで繋がっているわけでもない。 もともと1人でいるのが退屈ではないし、けっこう楽しんでいる。それでときどき、「友達はどうしてるのかなぁ」と

    • 少し悩んでるほうが、いい顔をしているのかもしれない

      「いい顔してるよね」 突然そう言われて私は戸惑った。 入社して3ヶ月、毎日いつの間にか終わってしまう今日この頃。 声をかけてくれたのは入社10年目の女性。年齢は母と同じくらいだろうか。その人とは毎日顔を合わせるけど、部署が違うためなかなか話すことはない。2週間に1回くらい、タイミングが合えばちょこっと話をする程度。 その日は日報を書きながらもうすぐ家に帰れるぞー!なんて思っていたから、より一層「○○さん(私)はいい顔してるよね」と言われて驚いた。「え…。私、いい顔してますか

      • あるがままに

        高校を卒業した。「コロナコロナ」と騒ぎ立てられる中、無事に卒業式を終えたのだ。 ◇ 率直に感想をだらだら書こうと思う。 私の学校では規模を縮小して卒業式を挙行することになった。 保護者も先生も卒業生も顔をマスクで覆い、ここまで周りにいる人の表情がわからないことは初めてだった。制服集団がマスクをしていると、何かの宗教にさえ見えてくる。 みんながどんな気持ちで体育館にいるのか、とても気になった。 ちなみに私は入場する直前までマスクを着用していたが、どうせ泣いて濡れるのなら外し

        • 好きなものを公言する

          私は小さい頃、かえる🐸が大好きだった。 実際のカエル(生物)は触れないし、どちらかというと苦手だけど、キーホルダーやぬいぐるみのかえるを集めていた。特に何が気に入っているのかは不明。それでも、かえるは私の癒しだ。 以前ほど「かわいいなぁ」とは思わなくなったものの、集めていたかえるグッズはショーケースに飾っている。多すぎていくらか捨ててしまったけど、変わらず量はある。 小さい女の子に家族は「カエルの何がいいの?」「 気持ち悪くない?」と不思議がり、かえるを好きな私は変なのだ

        私は私でがんばるから、あなたも頑張って

          雨はお嫌いですか?

          ざわざわ雫の音が聞こえる。 私は雨の日、よく寝る。いつもより深く。 「いい天気だね」が”晴れ”というのは誰が言い始めたんだろう。晴れがよくて、曇りや雨は悪いのか。雪国では”雪”を何と言うのか。天気は天気でしょ? ◇ 晴れた日の清々しさもすきだけど、雨の日はとても落ち着く。晴れはスッキリ、雨はどんより、って表現しがち。私、どんよりすき。 雨の音や雰囲気、匂い、独特な暗さ、静けさ。花粉も少ない。どの雨の要素がすきか、ピンポイントで絞ることはできないけど、まとめて『雨』がす

          雨はお嫌いですか?

          「優しいね」の乱用

          好きな人の特徴や、褒め言葉として頻繁に使われる「優しい」。 言われて悪い気分はしない。 自分では、「優しくなんかない、あいつみたいなのが優しいんだよ」と思っていても、『優しい』と思う基準はそれぞれだから、そう感じる人がいるなら、その人にとってあなたは優しいのだ。 『優しい』に規定はないから、「優しい」と思ったときに相手に言ったり、自分の心の中に留めておいたり、誰かと共有したりすればいい。 ところが、私にはよくわからないこだわりがあり、簡単に「優しいね」と言いたくない。 実

          「優しいね」の乱用

          夜はだれのもの?

          もちろん、誰のものでもない。 しかし、「夜のあの空間は私だけのものだ!」と思っている。 『あの空間』は人それぞれ持っているはずだ。家族の待つ家、居酒屋のざわついた雰囲気、気分の上がる場所を見つけた瞬間、自分へご褒美をあげる日、楽しみにしていたあの人との出掛け先、液晶画面だけが光る真っ暗な部屋、布団の中の温もり、、、 私にとっては、犬と散歩している時間がそれなのだ。 朝よりも、夜に歩くのが気に入っている。 理由は暗いから。 夜が暗いのは当たり前じゃないか! 自分でも夜の

          夜はだれのもの?

          結婚相手の条件に「価値観が合う」は必要なのか

          離婚した理由について「価値観の違いからですかね」というのは、いかにもな感じだ。 私も結婚するなら価値観が合う人がいいなと思っていた。 しかし最近、本当にそうか?と疑問になった。 ※完全な個人の意見になります ・優しさ ・思いやり ・価値観が合う ・経済力がある / 家事ができる ・容姿 というのが一般的な結婚相手の条件(一部)だと思う。 ◆この中で「価値観が合う」に目をつけた 価値観が合うのに越したことはない。 基本的に人と人がぶつかってしまう原因は、考え方の違

          結婚相手の条件に「価値観が合う」は必要なのか

          鈍感にならざるを得なかった私は、結局敏感であることを選んだ

          人よりも周りが見えるというのは便利なものだ。何気なくしたことを「気が利くね」と言ってもらえるし、「頼りにしてるよ」と謎の太鼓判を押される。特に意識してやっていることはないけど、そういうハッピーセットがついてくる。 本当は鈍感になれるものならなりたい。 ◇ 学校で集団生活をしていると、不思議で仕方なかった。『何でそんなことも気づかないのか』『そのくらい自分でわかるだろ』 気づかないふりをしているのかと思っていた。しかし、違うようだ。気づいていなかった。私の周りの人がおかし

          鈍感にならざるを得なかった私は、結局敏感であることを選んだ

          苦手な、友達

          いつも通り年末になると、この1年を振り返る。「どんなことがあったかな」「あれはよかったなぁ」「私、頑張ってたなぁ」 あんなに昔のことのような気がするのに、 全部1年の間に起きたことだなんて信じられない。毎年そう思う。 ざっと振り返ってみたが、今年も私の記憶にあるほとんどが、友達との思い出だ。 いつの間にか、学校を卒業する年になった。 全然好きじゃなかった学校を好きになったのは、友達がいたから。 友達のおかげだと言いながら、その友達が 初めからすきだったわけではない。 ど

          苦手な、友達

          はじめまして

          はじめまして! 何か月前かにnoteを見つけて、みなさんの素敵な文章などを楽しく拝見しています😊 初めての投稿なので自己紹介を! ▷noteをはじめたきっかけ 考えることがすきで、よく日記や友達に手紙を書いています。 最近いろいろなこと考えていく中で 「はっ!」と、気づくことがあり、それを誰かにも知ってもらいたくなったからです。 同じものを見ても、違うように捉えることがほとんどだと思います。 しかし、似たように感じる人もいるはずなのだから、自分の中に閉じ込めておくのはもっ

          はじめまして