早稲田大学で受けたミライロ岸田さんの講義から学んだこと
早稲田大学の大隈塾という授業で、株式会社ミライロの岸田奈美さんの講義を聞いてきた。
とても良かったので具体的に何が良かったのか書いていこうと思う。
ちなみに見出し画像は、大隈塾で毎回をグラレコをとってくれる、しおりんの絵。いつもありがとう。
言葉の重み
元々noteやTwitterで岸田さんの存在は知っており、note全記事読むくらいにはファンだった。
まぁこの応募は当たらなかったんだけど笑
まじめな記事もいくつかあり、岸田さんの人生を勝手に想像して勝手に共感して、勝手に胸を痛めていた。
でも、生でちゃんと話を聞いたら、まったく比べ物にならないくらいには心に響いて、授業中に泣いてしまった。
同じ話を聞いたはずなのに。
というか私はこのnoteを読んでいたから、情報としては前から知っていたはずなのに。
生で聞く言葉の重みを実感したね。
そして早稲田生に語る様子に「苦難を乗り越えた強さや誇り」を感じ、岸田さんに惹かれた。
Face to Faceで話を聞くことって、大事だと思う。
悔いのない人生を
これは岸田さんの父母の話もそうだが、大学生時代の話で強く考えたこと。
岸田さんは大学入学10日にしてもう既にネガティブな感情になったらしい。
「父のような経営者になりたい」「母を幸せにしたい」
そう考えていたのに、座学ばかりでこれっぽちもそれらを叶えられる未来を想像できなかったから。
そう悶々とする日々を過ごす中で出会った他大の2個上の学生2人。
しかも片方は車いす。2人が講義終わりに教壇に出てきて起業する発言した。それをきいて、すぐさま仲間に加わった。
変えたい未来が明確にある時に、大学という選択肢は正しいのか?
遠回りじゃないか?
早稲田の学生からの「なぜ大学を辞めなかったのか?」という質問に対して、
「学費をすぐに返却できるほど稼げていなかったから。自分の1日に約7000円かかってることを知ったから。」と答えていた。
お金を払っている親のことを考え、未来のことを考え、自分のことを考え、、、
私も悔いのない人生を送れるよう、自分で決断していきたい。
社会性と経済性
社会性。すなわち、社会にとっていいこと。社会貢献。
それは、「いい」だけじゃ続かない。
持続性を持たせるためには経済性との両立が必要である。
ビジネスの手を借りることは、資金面でもそうだし、社会が動く力にもなることは間違いない。
じゃあどう両立させていくか?
その答えは、
相手の視点に立つこと。
ビジネスで相手が動くには、相手にもうけが出るようにすればいい。
そうすれば、本質的なビジョンに理解がなかったとしても動いてくれる。
もちろん、理解があったうえで協力してくれることがベストだけどね。
さらにこの相手の視点に立つことは、障害者を助けるうえでも大切な考えなんだって。
例えば視覚障害の方に対しては、目が見えないからといって1から全部助けようと背負い込む必要はない。
その方の目になればいい。
そういえば岸田さんのミャンマー行った時の記事にも書いてあった。
「本当の助け合いって、身体を動かして助けることより、視点を動かして相手のことを思う、なのかも。」
相手の視点に立って社会性と経済性を両立させて、「いい」社会にする。
テクニックとか知識
<文章力>
これを身に着けるには、3段階あるらしい。
第一に、基礎力。文法や熟語のミスがないこと。
第二に、まとめ力。伝えられる文章を書くこと。
第三に、発想力。面白いと思える文章を書くこと。
2番目が備わってないのに3番目を目指しても、よくわからない汚い文章になってしまうよねっていうお話。
株式会社ミライロの学生向け「ミライロアカデミー」で2月に文章力の講師するらしいから行ってこようと思う。
<障害者差別解消法>
2016年に日本でできたルール。
今までは会社や仕組みに対してのことばかりだったけど、この時初めて「人」に対して、「人の心」に対してのルールができたんだって。
みんな優しいこころを持とうよっていうルール。
人によって受け取り方が変わってしまうことは仕方がないから、だからユニバーサルマナーっていう行動を通じて心を養っていこうとしてる。
素敵。
<コミュニケーション>
声に出して喋る以外に、どんな手段が思い浮かぶかな?
ジェスチャーや手話、筆談、口話、空話。。
実際に説明する場面に出くわした時、これらの手段があると知っているだけで、幅が広がるよね。
それと声のかけ方にもちゃんとやり方があって、困っている方に対して
×大丈夫ですか?
◎何か出来ることはありますか?
っていうといいらしい。
「大丈夫ですか?」ってきかれると「大丈夫です」っていっちゃうこと、
あるね。わかる。すごくわかる。
最後に
「ユニバーサルマナーを身につけよう」
それが今回の講義テーマだった。実際に身につけられたかどうかは分からない笑
マナーは分からないけど、確実にハートは動いた。
講義していただき、ありがとうございました。
岸田さんもnoteをあげていたからぜひみてみてね!↓
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