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【育休復帰】16日め

金曜日の記録。
10:00〜16:00(育児時短2h)

さて、土日を挟むと先週の記憶がすっかり抜けている。
金曜日もテレワークをしていたのでマイペースを守りながら事務的な仕事や企画の準備をしていたと思う。
特段大きな事件も起きていないので、仕事の話は今回はしないでおこう。

最近、娘と出かけたときに見知らぬ人の優しさに触れる機会が立て続けにあった。

ひとつはあわ研の展覧会の帰りのできごと。
あの日、午睡のあとで夫が娘を連れて浅草近辺の会場まで来てくれた。
お昼寝の時間を確保してくれるのはありがたいのだけれど、それを待っていると会場着時間は一体何時に…?と内心では気が気じゃなかったが、「じゃあ行かない」となるのも残念で黙って待っていた。
ふたりが着いたのは17:00前。みんなへひと通りあいさつして、娘におやつを食べさせ、会場をあとにしたのは18:00を回っていた。

慣れない場所に連れてこられ、初めての人に会うのは大人でも疲れるから、娘もたぶん疲れたのだろう。電車のなかでぐずり始めてしまった。
抱っこしていた夫が立ち上がってあやしても、ぐずぐずしている。
これがもしわたしと娘の二人きりであったなら、周囲に気を遣っていたたまれない思いをしていたかもしれない。夫が一緒なのである程度どーんと構えていながら、娘にはごめんね、来てくれてありがとうという気持ちでいっぱいだった。

そんなとき、隣に座っていた女性ふたりが娘を話題にして、「かわいいね〜」と言い始めた。娘に手を振ったり、「あっ、こっち見た」「手伸ばしてる」とあやしてくれる。
せっかく二人で会話していたのにその機会を奪ってしまって申し訳ないなと思いつつ、こういう人がいると親的には気持ちが楽になるし、娘も不機嫌な気分が紛れてありがたい。
「〇〇ちゃん、遊んでもらっていいね」などと娘に声掛けしている体で感謝を伝えつつ、降りる駅で「ありがとうございました」と言うと「こちらこそ癒されました」と返事が来て、ああよかったなと思った。

もう一つは、バスでのできごと。
隣駅に出掛けた帰り、バスで帰ることにして最後列の席に座った。
わたしは窓際だったので外を眺めたりして過ごしていたのだが、ふと隣をみると娘と夫が同じ方を見ている。
おや?とわたしもそちらを見ると、小学1年生くらいの女の子とそのお母さんが、娘と目線でやり取りしている。買ったばかりとみえるポケモンのぬいぐるみをニョキッと出したりして、娘を楽しませてくれていた。
かわいい子だったな。

その親子がバスを降りるのを目で追っていたら、ふたりが外から手を振ってくれたのでこちらも振り返した。
子どもってすごいな。

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