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【日本製】 川端滝三郎商店(京都)

NHK「世界はほしいモノにあふれてる」8月27日の放送は、三浦春馬くんの最後の出演回でした(9月3日の「感謝祭SP」をのぞく)。



JAPAN! 究極の"台所道具"」と題された本エピソードでは、料理研究家で作家のナンシー・シングルトン・八須さんをゲストに日本製の台所道具が紹介されました。放送を見た翌日、ふだんあまり出番のないすり鉢とすりこぎが無性に使いたくなり、胡麻をゴリゴリすりました(笑)。

我が家にも、お気に入りの台所道具がたくさんあります。とくに食器類は昔から好きで、物欲の赴くままに買わないように気をつけています、無限に増えてしまうので。

さてさて、本題です。京都の錦市場を歩いているときに気になる道具屋さんを見つけました。麩屋町通りにある川端滝三郎商店です。
1912年創業の歴史ある企業で、長らく生活用品を扱ってきたカワタキさんの実店舗には、日本製の道具がたくさん詰まっていてわくわく。

検討に検討を重ねて購入したのはやっぱりお皿でした。


常滑焼(佳窯)

愛知県の常滑焼の特徴は、釉薬をかけない素焼きの状態であることだそうです。川端滝三郎商店の二階で見つけた佳窯の常滑焼に一目惚れでした。
大中小さまざま並んでいて目移りしながらも、自宅で不足していた小さいサイズをチョイス。


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この模様は貝殻の粉末でできていて、「藻がけ」という技法が使われています。当然のことながら一枚一枚表情が違うので、いちばん気に入ったものを選びました。


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同じ径の白い鉢です。素焼きの風合いがとても気に入ってまーーーす。


信楽焼(古谷製陶所)

古谷製陶所さんの器には、いたる場所で繰り返し出会っていたと思います。見覚えしかないので。

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ラッフルプレートのSサイズ、鉄散とサビ釉(写真のもの)を一枚ずつ買いました。取皿として毎日大活躍しています。時々こんなふうに、ケーキやクッキーが乗ったりもします。
ちなみにカップ&ソーサーは栃木の益子焼です!これは5年ほど前、窯元さんへお邪魔して直接購入したもので、思い出深い一品です。


春馬くんみたいに、実際に作っている現場をたずねてお話を聞けたらそれは幸せですが、なかなか難しい時はこうしたセレクトショップを訪れるのもいいですね。
川端滝三郎商店のFacebookページでは、買い付け時のエピソードや作り手の思いなども紹介されていたりして面白いですよ〜


(訪問:2020年1月)

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