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86のファイナルギアを3.7へ

機械式LSDの搭載に合わせて、ファイナルギアも3.7へ変更しました。上の写真はいままでの4.1。

前期86の純正ファイナルは2種類あり、トルセンLSDが入っているデフは4.1、トルセンの無いデフは3.7です。
ファイナル変更と言えば基本ローギアにするのが定番ですが、僕の86の場合はターボが付いている為、ローギア化するとデメリットの方が多く、より乗り易さを求めての3.7になります。

どういう部分で乗り易さが向上するかというと、1番の意味はシフトアップのタイミングを遅らせる事です。
今までの4.1だとオートランド作手の2-3コーナーの間で、3速へシフトアップする事になるのですが、シフトアップした途端に2速へ戻すか、3速のまま3コーナーを走るかという感じになります。

こんな感じ。2コーナーでシフトダウンして、3コーナーの前でシフトアップしてる図。

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ここを3速へシフトアップせず、2速のまま3コーナーへ行きたいので、ファイナルを3.7にした訳です。

NAの場合、ハイギアにしてしまうと走りやすくなっても加速力が鈍るので、ローギアにして、より手前でシフトアップできるようにした方が良い傾向ですが、僕の86はターボが付いているので、多少回転数が落ち込んだところで加速力は大差ないと思います。
そのため、シフトアップの回数を減らした方が操作のロスやミスを減らせる訳です。
さらに加速時のトルクの上がり方が多少マイルドになるので、その点でも乗り易さは向上します。

そもそもターボが付いてる時点で加速力はかなり向上していて、ファイナル4.1でありながらシフトアップポイントはNAの4.5相当まで早まっているので、シフトアップのタイミングを遅らせるというよりは、体感4.1のタイミングに戻してるとも言えると思います。
勿論同じシフトポイントでも速度はNAより出ていることになりますし。

シフトポイントは実際走ってみないと分かりませんが、一応計算上では2速のままで行けるハズなので、次回走る時に期待します。

※追記

ファイナルギア交換により、狙い通り作手の2-3コーナーはシフトアップ不要で走り易くなりました。
また、エンジン回転数が増えたわけではないですが、シフトアップのタイミングが後になったので体感的に高回転化したような感覚があり、割と楽しいです。
NAであれば、トルクが落ち込んで加速が鈍りますが、ターボにした甲斐あって、さほど加速感に鈍さが無い為だと思います。

これは低中回転から一気にトルクが出る特性のターボなら向いてると言えますね。
86では割と定番な遠心式スーパーチャージャーだと、トルク特性はNAに似た感じになると思うので、走るステージによってはNAと同じ方向性がいいかもしれません。

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