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YouTubeでのディスクジョッキーの収益化を考える

小中高生の頃にラジオDJの全盛期を経験したじぃじです。
DJといえば「ダンスホールでターンテーブルを回している人」というイメージが定着して久しいですが、じぃじの世代でDJといえば、ラジオのディスクジョッキー「おしゃべりを交えながらレコードをかけるラジオ番組」との印象が強く残っています。


音楽配信サービスとしての YouTube

今ではネットでの収益化の柱となるサービスとして認知されている YouTube ですが、サービスが開始された2005年当初は著作権問題で消滅してしまったファイル共有サービス Napster に代わる音楽配信サービスとして注目を集めたようにじぃじは記憶しています。先週、なんの気無しにその頃に使っていた YouTube のアカウントを開いてみたんですが、次の再生リストを見つけました。

これはフランスのジャズのカルテット Jad&Den Quintet の演奏シーンをじぃじが勝手に集めて再構成した再生リストです。元はDVDに収録されたものを、楽曲ごとに小分けして YouTube にアップしたものかと想像してます。映像のクレジットには2008年とありますが、じぃじがこの再生リストを作成したのは2010年以降だったかと…

プログレの雄(古い表現😛)である Emerson, Lake & Palmer(ELP) の初期の楽曲には『展覧会の画』などのクラッシックを大胆にアレンジし、高い演奏力と当時最新鋭だった(アナログ)シンセサイザーを使って演奏したことから、ネオクラッシックと呼ばれ、今でも高い人気を誇っており、多数のフォローワーが輩出されました。このカルテットのその1例と言えますが、他にも70年代に風靡したドナサマーやYES、ユーリズミックスなどの楽曲をフィーチャーした演奏リストはじぃじの世代には楽しめるものです。

エアーチェックってご存知ですか?

確かこの再生リストは往年のエアーチェックのようなノリで作成したこともじぃじはよく覚えています。

じぃじが中高生の頃は、FMのラジオ番組でDJがチョイスしたアルバムを全曲紹介する音楽番組がたくさん放送されてまして、お気に入りのDJの番組をカセットテープに録音すること、いわゆるエアーチェックが流行ってました。現在では中古が高値で取引されてる多種多様なラジカセも、そもそもそういったラジオ放送を手軽にノイズ無くカセットテープに録音するため機材として重宝されたとじぃじは理解してます。なかには録音した番組から音楽部分だけを抜き出し、自前のトークセッションを被せるオリジナルDJテープを作る強者もいました。次の記事はこのオリジナルDJテープをNOTEで再現する狙いで書いてみたのですが…

やっぱりトークセッションにしないとなぁ…がじぃじ自身の感想です。今日では YouTube の映像コンテンツ制作で同じようなアプローチを試みる例もちょくちょく見かけるのですが…かつてのエアーチェックがまかりとっていた時代とは違い著作権がより厳格に管理されるようになった現在では、映像内に他者の音楽を取り込むことは難しいのでしょう。今のところじぃじも、かつてのオリジナルDJテープと同じテイストの映像コンテンツは見つけられていません。

再生リストを使ったオリジナルテープの再現

そこで、ふと考えたのが「映像コンテンツではなく再生リストを1つのコンテンツとして提示するアプローチはありなんじゃないか?」というアイデアです。個々の映像コンテンツごとに著作権の問題がクリアになっているのであれば、そのコンテンツを含む再生リストでは著作権問題は発生しないという理解なんですが…どうでしょう?
実際、じぃじのような年配の洋楽ファンにとって YouTube は希少映像の宝庫に見えます。が、その価値を説明しないと視聴者数は伸びない…このあたりにオリジナルの著作権者と再生リストの作成者の間でのウィンウィンの関係が成立するように想像してます。

このアイデアでの課題は、他者の音楽コンテンツを挟むトークセッションのコンテンツの実現です。収益をあげるためにはこの部分を自ら作成する必要があることは自明なんですが…かつてラジオで放送されたディスクジョッキーを思い出す必要がありますしねぇ。

ラジオディスクジョッキーの起源は?

関連する事柄になりますが…
かつてエアーチェックしてた頃からずーっと引っ掛かっていた友人から聞いた話に「トークを交えてレコードをかけるディスクジョッキー放送を始めたのは日本人」というのがあります。その時は「それ本当かぁ?」と返事したのですが、この真偽のほどのわからない「東京ローズ」の話を今調べてます。乞うご期待😜

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