寂しくても辛くても。

いつも迷う。
粕汁のときは、なにしようかな、って。

いよいよ寒くなってきたのと、
冷凍庫に鮭の切り身の集団が
はよう使わんと知らんぞ的に、にらんでいたように思ったので、解凍しておいた。
ちくわもひじきの時の余りがあったので、ちょうどいい。
キャベツと玉ねぎ、ごぼうも入れて。
大根がないと始まらないんだけども、まだまだ、畑の大根はこれからが山場な大事な時、手をつけられない。
いつかの酒粕があったはず、と冷蔵庫をゴソゴソ探して、熱湯につけておく。
刻みあげも忘れずに。

と、ここまでは、勢いだけで、だぁ～と作れちゃうのだが、粕汁と他の一品は？となると、とたんに面倒になる。

粕汁だけでええやん、ですまないのだ。
(私だけなら、すむ)

きゅうりをトントントンと小口切りにして、塩をパラリとかける。
むね肉のボイルしたのがあったはず、
マヨネーズと黒ごまとあえて、サラダに。
キムチともずくも、出すだけですむ定番なやつを。

これで、よし。

お酒を飲む夫が、なにかないん？的な顔をしたら、納豆オムレツを作るのだ。
卵と納豆をワシャワシャ混ぜて、バターを溶かして、シャララと作る。
チーズは気分にまかせて、ケセラセラ笑。

そんな、粕汁メインな日。
パッと作れて、パッと出すだけのおかずで。

ねぎ、たくさん。

明日も、あさっても。
寂しくても、辛くても。
体に優しいごはんを。
ケセラセラ。

最後までお読み頂きありがとうございます。