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何を食べれば良いのか、を調べれば調べるほど、気持ちが重くなる話
人間は何を食べれば健康的な体になるのか?
何を食べれば最高の体を手に入れられるのか?
このようなことを、何年もずっと考えています。
最近とても面白い本を見つけました。
それが、ジェームズ・W・クレメントの「switch」
この本では、老化を防ぐにはどのように食べればいいか、ということが書かれています。
それについて簡単に説明すると、
野菜を毎日食べる
良質な脂質を毎日摂る
新鮮な魚を週3日食べる
グラスフェッド牛を週1食べる
このような食事が、老化を遅らせることができる、と説明されています。
つまり、良質な脂質と野菜をたくさん食べ、肉と穀物を減らす、ということらしいです。
ただ、こう言った本を読めば読むほど、思うことがあります。
全人類が健康になることは難しいな、と。
良質な肉や魚。全人類が食べられるほど、量があるのか。
そもそも、貧しい人はグラスフェッド牛なんて買えない。
栄養価の高い野菜?現在の野菜は農薬まみれで栄養もスカスカ。
有機野菜、全員が食べれるほど作られているのだろうか。
良質な脂質は、オリーブオイルを飲めばいいのでなんとかなりそうだけど。
もし、全人類が健康知識を身につけ、健康的な食べ物を求め始めたら、全ての人が手に入れることができるのだろうか。
そもそも、知識はあっても、お金がなければ、健康的な食べ物を手に入れることができない、という現実もあると思います。
こんなことを考えてると、現代社会で健康に生きようとすることは、いろいろな意味で難しい、と思い、気持ちが重くなることがあります。